6月24日(金)に建築科の1・2年生および職員の総勢57名で建設工事現場見学会に行ってきました。
この現場見学会は、一般社団法人岩手県建設業協会様主催によるもので、学生が建設工事現場を直接見学することにより、建設産業の社会的役割、貢献度および魅力を実感させ、躍動感溢れる建設産業に対する認識を深め、若年建設従事者の入職促進に資することを目的に実施されているものです。
はじめに矢巾町内で行われている「岩手県立療育センターおよび岩手県立盛岡となん支援学校(仮称)新築工事」の現場見学に行きました。説明をしていただいたのは、岩手県の担当者と、鹿島建設株式会社の現場監督さんをはじめとする、鹿島建設株式会社・株式会社熊谷組・菱和建設株式会社特定共同企業体の現場監督の皆さん、株式会社山下設計の監理者さんをはじめとする、山下設計・武田菱設計共同企業体の皆さんでした。
設計する際の動線計画として、人の流れ、ものの流れに留意している点や、療育センター・支援学校ならではの計画ポイントについてもわかりやすく教えていただきました。
現場においてもRC造(鉄筋コンクリート造)の現場の流れが良くわかる有意義な見学となりました。現場規模も大きく、5S(整理、整頓、清掃、清潔、躾)が徹底されている現場に圧倒されました。
次に奥州市胆沢区で行われている「胆沢中学校校舎新築建築工事」の現場見学に行きました。説明をしていただいたのは、奥州市の担当者と、楠山設計・現代建築研究所特定共同企業体の監理者さん、千葉建設株式会社・板谷建設株式会社・株式会社佐藤建設特定共同企業体の現場監督さん達でした。
こちらの現場ではRC造の躯体がほぼ出来上がり、内装下地工事や屋根部の鉄骨工事を見学することが出来、午前の現場と併せてとても有意義な見学となりました。
隣接する屋内運動場の工事現場には当校の卒業生が2名おり、その活躍を垣間見ることが出来ました。
建築科では、このような現場見学を毎年行っているとともに、卒業後は現場の第一線で活躍することができます。
お忙しい中、ご対応してくださった皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました。