技能検定(電気機器組立て職種(配電盤・制御盤組立て作業))本試験に向けて特訓中

電気技術科2年生が、技能検定(電気機器組立て職種(配電盤・制御盤組立て作業)2級(五輪))本試験に向けて特訓中です。
配電盤・制御盤組立て作業は、電気技術者が電気設備を管理するために必須の技能です。1年生から取り組んできた電気工事・配線の技能の集大成として取り組んでいます。
写真はプレ検定(模擬試験)がスタートしたところで、緊張感の中で集中して作業を開始しています。H290828_技能検定プレ検定

やはり今年もやりました!技能五輪、必勝祈願登山!!

平成29年8月4日(金)に、奥州市胆沢区にある焼石岳にて登山を行いました!

この登山目的は平成29年11月24日(金)~27(月)開催、第55回全国技能五輪大会とちぎ大会配管職種の『必勝祈願』です。

参加者は宮副校長、選手育成指導員の齊藤理先生、下村信人選手と菅原楓選手を含む建築設備科学生7名、他職員2名の計11名です。

中沼登山口駐車場にて、各々登山への意気込みを一言の場面
女性陣も頑張ります!
足元に気を付けて歩く、歩く♪

当日の早朝は霧雨でしたが登山開始時には雨が止み、暑過ぎない気候と共に山道の状況が良く、絶好の登山日和でした。

登山者を迎えてくれる花達は、見ているだけで癒されました。道中に残雪を発見!
厳しい道も乗り越えて…

全員無事に登頂することが出来ました!!

頂上での集合写真
ゴムボートレースのタオル、アピールバージョン!

齊藤理先生と下村信人選手はペアを組み、ボートレースの大会に挑戦しています。

頂上(標高1,548m)での絶景

頂上では奇跡的に霧が晴れ、絶景を眺める事が出来ました。さらに道中では美しい鳥に遭遇するなど、今回の登山では沢山の「運」に恵まれました。きっと皆さんの日頃の行いが良かったのでしょうね!

学生は頂上でキャッチボールをしていました♪
下山後半の場面

そして無事に下山!

齊藤理先生の見事なリーダーシップにより、終始安全を確保しつつ先導して頂きました。しっかりとチームワークが構築され、掛け声と笑い声が絶えない11人のパーティーでしたね!

選手は改めて精神力・忍耐力を鍛える事が出来ました。登頂した達成感を胸に抱き、大会当日も「頂(いただき)」を目指して御活躍下さい。心から応援しています!!

なお、今回の登山は宮副校長の祝還暦の意味も込めて登りました。

夏季特訓を終えました!!

第55回技能五輪全国大会が11月24日(金)から27日(月)に栃木県で開催されます。当校建築設備科2年の下村信人選手と菅原楓選手が配管職種に出場します。練習は5月のGW明けから実施していますが、普段は放課後中心の練習となるため、夏休み中が特訓のチャンスとなります。夏休み中はお盆期間を除いて毎日9:00~17:00まで練習しました。夏休みの前半は実習場内は暑くて大変でしたが、後半は涼しくなり作業しやすかった印象です。

下村選手の練習風景
菅原選手の練習風景

なお、練習場所に飲み物等を差し入れして頂いた職員及び学生に深謝します。今後は9/30(土)、10/1(日)に開催される楽園祭に向けて練習を強化していきます。応援宜しくお願いします。

「小型車両系特別教育」が実施されました。

去る、平成29年7月24日(月)、25日(火)の2日間にわたり、建築設備科1年生(24名)を対象に「小型車両系特別教育」を、(株)クボタ建機ジャパン盛岡営業所に依頼して実施しました。受講生は、1日目が学科(小型車両の一般的操作方法、関係法令等)を学び、2日目は実技(基本走行、応用走行等)を行いました。小型機械はバックホウとホイルローダーでしたが、受講生たちは慣れない機械操作に苦戦しながらも、徐々にコツをつかみ、既定の教育を修了することが出来ました。修了した学生には、小型車両系(3トン未満)の修了証書が交付されます。

                     バックホーの点検研修中です。
              ホイルローダーの運転装置の確認をしています。

銅管を寄贈していただきました

11月の技能五輪全国大会に向けて夏休みも練習に励んでいる選手のために、伸和ハウス株式会社様より配管材料の銅管15Aと20Aを寄贈していただきました。

配管職種では銅管をバーナーであぶって曲げるという課題があり、この曲げ課題の出来が評価の大きなポイントとなります。そのため、少しでも課題の精度を上げようと繰り返し課題練習に取り組んでいます。選手たちは寄贈を受けた銅管を使うことで図面指示のRに近づけられるように練習することができます。

5月から始めた練習もそろそろ折り返しです。暑さも厳しくなって疲れも出てくるかと思いますが、体調に気を付けて練習に励んでもらいたいものです。

競技課題の説明
寄贈していただいた銅管
激励された選手達

高校生ものづくり体験教室を開催しました

8月8日(火)に高校生を対象にしたものづくり体験教室を開催しました。

高校生の皆さんにものづくりに興味を持っていただくとともに進路選択等への参考にしていただくことを目的に、県南広域振興局と水沢校の共催で開催しました。

当日は、1年生から3年生までの県内4校8名の高校生に参加いただきました。

あいさつ(宮副校長)                 ミニ講話(県南広域振興局)

宮副校長のあいさつに続き、県南広域振興局経営企画部産業振興課伊五澤特命課長のミニ講話の後、体験教室がスタートしました。

今回の体験教室では、樹脂製の小物製品づくりについて型から製品製造の過程までをわかり易くしたものを体験していただきました。

3DCADによる設計                  CAMによる加工データ生成

午前中は、製品の形を形成する型づくりを行いました。3DCAD上で製品のデザインと加工装置用のデータを作成し、実際に加工装置で材料を加工して型を作りました。

装置による加工                    加工中の型

午後は、電気技術科と建築設備科の見学をしてから、午前中製作した型をもとに実際に樹脂製品を製造しました。初めに、装置で加工した型にゴムを詰めて時間を置くとゴム型ができます。

本型から製品加工用のゴム型を製作

ゴム型ができたら、ここに樹脂(UVレジン)を流し込みUVライトで固めて1層目をつくります。次に蛍光剤やラメのようなデコレーション用の材料を敷き詰めて、2層目の樹脂を流し込みます。あとはUVライトで固めれば完成です。

ゴム型にレジンを(1層目)              デコレーションしてレジンを(2層目前)

最後に完成した作品を皆さんに持ち帰ってもらいました。

製品(左)         樹脂加工用ゴム型(中)   ゴム型用の本型(右)

6時間の体験教室となりました。ものづくりの楽しさを感じていただけのではないでしょうか。参加された高校生の皆さん、お疲れ様でした。

また、開催にあたり協力いただきました県南広域振興局の皆さまありがとうございました。

教職向け企業見学会が開催されました。

北上川流域ものづくりネットワークの主催による教職向け企業見学会が開催されました。8月1日から8月4日までの4日間のうち奥州市、金ヶ崎町内で興味のある企業(学校)を見学する企画です。目的は地域企業に対する理解を深め、キャリヤ教育、進路指導等に役立てていただくものです。

ガイダンス

8月2日、3日の2日間に9名の高校教員と就職支援員の方に当校を見学していただきました。

産技短は初めてという方も多く、学校の概要や設置学科などガイダンスの後、実習棟をまわり、夏休み中ですが、技能五輪や技能検定の課題に取り組んでいる学生たちの様子や実習設備などを見学していただきました。

金型製造過程と樹脂製品              卒業研究作品

 

建築築設備科実習場                  模擬家屋(実習設備)

実習設備や課題に取り組む学生の様子をみて質問をいただき、幾分興味を持っていただけたことと思います。

若年者ものづくり競技大会が開催されました!

8月3日(木)に第12回若年者ものづくり競技大会が開催されました。

愛知県を会場として、15職種の競技が行われ、矢巾キャンパスからは7職種に12選手が参加しました。

それぞれの職種を勉強している学生の代表選手が全国から集まって、技能と技術を競い合い、産技短からは4職種5名が入賞することができました!

■入賞者

メカトロニクス職種 敢闘賞

  • メカトロニクス技術科2年 角舘 侑樹
  • メカトロニクス技術科2年 西野 勘汰

建築大工職種 敢闘賞

  • 建築科2年 村野 敬太

ITネットワークシステム管理職種 敢闘賞

  • 情報技術科2年 川村 大智

グラフィックデザイン職種 敢闘賞

  • 産業デザイン科2年 菊池 雪野

第12回若年者ものづくり競技大会入賞者一覧

■競技の様子

メカトロニクス職種角館選手・西野選手
メカトロニクス職種角館選手・西野選手

 

メカトロニクス職種小松選手・村塚選手
メカトロニクス職種小松選手・村塚選手

 

旋盤職種細川選手
旋盤職種細川選手

 

電子回路組立て職種高橋選手
電子回路組立て職種高橋選手

 

建築大工職種村野選手
建築大工職種村野選手

 

ITネットワークシステム管理職種川村選手
ITネットワークシステム管理職種川村選手

 

グラフィックデザイン職種菊池選手
グラフィックデザイン職種菊池選手

 

グラフィックデザイン職種佐々木選手
グラフィックデザイン職種佐々木選手

 

ロボットソフト組込み職種遠藤選手・佐藤選手
ロボットソフト組込み職種遠藤選手・佐藤選手

 

工業高校の先生方の講習会が開催されました。

平成29年8月1日(火)に本校を会場に、高等学校教育研究会工業部会主催の機械専門部実験実習夏期講習会が開催され、県内の工業高校(機械系)の先生方17名が参加されました。

講習会の冒頭では、池田副校長(一関工業)と宮副校長から、講習会開催の趣旨や短大と高校との連携・協力の推進等についてお話をいただきました。

池田副校長(一関工業)               宮副校長(産技短水沢校)

今回の講習会は技能検定の「機械検査作業」をテーマに2級・3級課題に取り組みました。

講師及び指導は、当校で指導経験がある黒沢尻工業高校の佐藤先生と当校の職員が担当させていただきました。測定機器や製品(測定対象)を用いて測定の手順や段取り、理論等を最初に説明した後、各校の先生方に実習していただきました。

課題の全体説明                   マイクロメータによる寸法測定

三針測定や歯厚測定といった普段使い慣れない測定機器による課題では、何度もやり直す場面があり苦戦しながらも、真剣に取り組まれている様子が伺えました。

三針測定では苦戦中?              終始和やかな雰囲気で!

また、講習会の最後は、生産技術科、建築設備科の実習設備を見学していただきました。

参加された先生方、お疲れ様でした。