きたかみ・かねがさきテクノメッセ2019

きたかみ・かねがさきテクノメッセ2019が、10月25日(金)から27(日)までの3日間、北上市総合体育館で開催され、本校から学生の卒業研究作品等を出展しました。

(きたかみ・かねがさきテクノメッセ2019展示作品)
MPSステーション(メカトロニクス実習装置)/メカトロニクス技術科
水平を保つお盆/電子技術科
「水と向き合う」/情報技術科
3Dプリンタ、ケロ平の造形モデル/生産技術科
自動演奏装置/電気技術科
配管科梁貫通部模型/建築設備科
5源主義に基づいたロックピン圧入装置の開発/産業技術専攻科
ピストンリング製造前工程でのVE手法を用いた黒皮付着防止集塵機の開発/産業技術専攻科

3Dプリンタ 産技短ブース 水と向き合う 産技短ブース 産技短ブース

3日間の開催期間中、産技短ブースに多くの方に訪れて頂き、学生の作品に興味・関心を示して頂いたことに改めて感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

産技短では、小中高生の皆さんに、ものづくりへの関心を持っていただくために、ものづくり体験教室の開催や今回のテクノメッセ等のイベントへの出展に取り組んでいます。

来年2月には、卒業製作作品展の「産技短展」を盛岡で開催します。皆様のご来場をお待ちしております。

岩手県若年者技能競技会に参加しました

10月24日(木)に、産業文化センターアピオにおいて「令和元年度岩手県若年者技能競技会(主催:岩手県職業能力開発協会)」が開催されました。この大会は、県内の職業訓練施設の訓練生が日頃鍛えた技を競う大会です。

産技短からは、建築科の17名の選手が、木造建築科と建築設計科の競技に参加し、9名が入賞しメダルを授与されました。
このうち、建築設計科2年の部に出場した中島選手は、各部門で最も優秀な作品に贈られる岩手県知事賞も受賞しました。

【追記】
賞状は大会後に届けられ、10月30日(水)に、千葉則茂校長から各選手に授与されました。

入賞者

<木造建築科>
2年の部
銅賞 村上祐介
3年の部
銀賞 千田一平

<建築設計科>
1年の部
金賞 長谷川響
銀賞 佐藤夏美
銅賞 佐々木泰地
2年の部
金賞 中島愛海(岩手県知事賞)
銀賞 高野一治、藤井寧々
銅賞 田村魁士

木造建築科の競技の様子
建築設計科の競技の様子
表彰式後の記念撮影

管工事に関する研修会に行ってきました

10月11日(金)に建築設備科2年生全員と職員で管工事に関する研修会に行ってきました。

この研修会は一般社団法人岩手県空調衛生工事業協会様が主催するもので講義・現場研修を行いました。

講義研修では「紫波中央駅前オガールエリアにおける木質バイオマス地域熱供給の取り組みについて」という内容で紫波グリーンエネルギー株式会社の山口勝洋様と藤原隆様からお話をいただきました。

地域のエネルギーを省エネ・再生エネの観点から、その地域の木質エネルギーを用いてその地域で熱供給と発電に用いること、それらに使用される配管などについて学習出来ました。

木質バイオマス地域熱供給についての講義
木質バイオマス地域熱供給についての講義
地域熱供給エネルギーステーション
地域熱供給エネルギーステーション
地域熱供給エネルギーステーション2
地域熱供給エネルギーステーション2

森林を活かした地域再生につながる取組みや、そのインフラについて貴重な研修となりました。

午後に行われた現場研修では「株式会社いわちく豚処理加工施設新築工事」の見学を行いました。その中の機械設備工事について株式会社近藤設備の打越繁幸様と及川刀舞様からお話をいただきました。

機械設備工事見学
機械設備工事見学

給排水給湯設備工事や冷暖房設備工事、換気設備工事、受水槽工事など普段の机上の授業では伺うことの出来ない現場の雰囲気なども含めて学習出来ました。

当校卒業生及川氏からのメッセージ
当校卒業生及川先輩からのメッセージ

研修の最後には当校卒業生でもある及川先輩からメッセージをいただき来年度から社会人としてそれぞれの会社で働く2年生にとって有意義なものとなりました。

研修にご協力いただきました皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました。

建設工事現場見学に行ってきました

 

10月18日(金)に建築設備科1年生全員と職員で建設工事現場見学に行ってきました。

この現場見学会は、学生が建設工事現場を直接見学することにより、建設産業の社会的役割、貢献度及び魅力を実感し、躍動感あふれる建設産業に対する認識を深め、若年建設従事者の入職促進に資することを目的に開催されました。

一般社団法人岩手県建設業協会が主催となり、各工事現場の発注者・施工業者の協力を得て実施されました。

10/12(土)の台風の影響で、見学日程の一部が変更になりました。台風の影響を受けなければ、もう少し詳しい勉強ができたものと思われます。

学生が新聞記者から取材を受けました。詳しく説明をしていただいた建設現場の方に感謝していました。

集合写真

バックホウをバックに集合写真。建設機械の操作を経験し満足顔でした。

 

バックホウでの、のり面転圧作業

本来は熟練技術者が行う、のり面の転圧作業を体験しました。

 

ブルトーザーがGPSで位置を認識し作業

ブルトーザー排土板の上に、現在地を認識するポールが搭載されています。このポール先端で、ブルトーザーの現在地を認識し走行します。

 

遊水地事業の説明を受ける

アイポートで、遊水地事業の説明を受け概要を学習。学生が質問し、担当者が丁寧に説明してくれました。

 

展望台から遊水地を眺める

アイポート展望台から遊水地を眺め、大地の起伏を利用した天然のダム? を見下ろし、その広さを実感しました。

 

カスリン・アイオン台風のビデオ学習

 

カスリン・アイオン台風のビデオ学習カスリン・アイオン台風のビデオ学習。50年前のニュースを編集したビデオを拝見し、一関地区の被害状況を想像しました。

 

現場見学当日午後の天気では雨模様。天気も持ちこたえてくれて、良い現場見学会になりました。

学校に戻り、見学会のレポート作成に取り組みました。なかなか文書をまとめることができず、苦労した学生もおりました。レポートを作成する力も向上したのではないでしょうか?

この現場見学実施に当たり、一般社団法人建設業協会の方をはじめ、その他多くの方のご尽力を賜りました。厚く御礼申し上げます。

技能五輪全国大会に向けて練習中

第57回技能五輪全国大会愛知大会は令和元年11月15日(金)~18(月)の日程で開催されます。

去る9/28,28の楽園祭で、お客様の前で1日通して作業を行った配管職種の選手2名ですが、さらに技能を高める為、引き続き練習に励んでいます。

黙々と組み立てていく選手2名
休憩の合図にほっとした顔を見せる選手たち
休憩中にも注意点などを確認します

 

技能五輪全国大会まであと1か月余りとなり、季節もめっきり秋めいてきました。

一日の寒暖差も大きくなってきたので、本番に向けて体調管理も気を付けていかなければなりませんね。