「矢巾キャンパス」カテゴリーアーカイブ

令和4年度岩手県若年者技能競技会の賞状伝達及び報告会を行いました

矢巾キャンパスでは、1月19日(木)に、令和4年度岩手県若年者技能競技会入賞者の賞状伝達及び報告会を行いました。競技会は11月22日(火)にツガワ未来館アピオ(岩手産業文化センター)で行われ、当校から2種目13名の選手が参加しました。清水健司校長より各入賞者に賞状、表彰楯及びメダルを伝達しました。

競技会の入賞者は次の通りです。

○建築設計科2年の部
金賞 建築科2年 川村萌花さん(岩手県知事賞)
銀賞 建築科2年 市川 桜さん

○建築設計科1年の部
銅賞 建築科1年 山﨑沙羅さん

○木造建築科2年の部
銅賞 建築科2年 髙橋弥愛さん(伝達式は欠席)

 

清水校長からは今までの取り組みに対しての労いの言葉と、今後一層のスキルアップを目指して欲しいとエールが送られました。

また、入賞された皆さんからは競技参加の報告、応援していただいた皆さんへの感謝の言葉、来年に向けての抱負等の言葉がありました。

参加された選手の皆さん、参加にあたってご指導された先生方、本当にお疲れ様でした。

 

 

「岩手もりおか学生デジタルアイデアコンテスト デジコン!2022」において特別賞を受賞

「岩手もりおか学生デジタルアイデアコンテスト デジコン!2022」が11月23日(水)に、岩手教育会館(盛岡市)で開催され、情報技術科の「モトラーズ」が提案・発表した「健康管理ロボット」が特別賞を受賞しました。

特別賞受賞

このコンテストは、岩手県内におけるIT人材の育成と、IT人材の育成・発掘や県内での実用化が見込めるデジタル技術の活用案創出を目的として、県内の学生からのアイデアを募集し行われたものです。

当校の「モトラーズ」は、肥満の抑止と健康増進のため、ダイエットを支援する健康ロボット「もとまろ」を考案しました。

もとまろ

「もとまろ」は、スマートフォンアプリと連動しており、食生活や日々の運動データを元に太ったり痩せたり体型が変化します。つまり、「もとまろ」は利用者自身を映す鏡となって、ダイエットのモチベーションを維持できるわけです。

発表は、機能を紹介する動画も使って、ユーモアを交えながら行い、そのアイデアとプレゼンテーションが特別賞受賞に繋がりました。

利用動画

モトラーズのみなさん、コンテストへの取り組み、大変お疲れ様でした。審査委員の方々からいただいたコメントを今後に生かして頂きたいと思います。

メンバー

 

岩手もりおか学生デジタルアイデアコンテスト デジコン!2022公式サイト

https://www.next-ltd.jp/digicon2022

ETロボコン2022 CS大会の結果について

組込みソフトウェア開発エンジニアの育成を目的とするETロボコン2022チャンピオンシップ大会が、11月17日(木)、18日(金)にパシフィコ横浜(神奈川県横浜市)で開催されました。

ETロボコン大会会場

情報技術科学生で構成されるチーム「IITmate(アイアイティメイト)」は、プライマリークラス競技部門21位(出場30チーム)で大会を終えました。

チャンピオンシップ大会に初めて臨んだ当校チームでしたが、ゴール完走を果たすことが出来ず、悔しい初出場となりました。

競技の様子

後の反省において、メンバーは、大会会場の照明が地区予選会場や練習環境と大きく異なり限られた試走の時間内に十分な調整ができなかったこと、更にその要因として、モデリング(設計)段階において十分な機能を盛り込めなかったこと等を挙げていました。

競技後の様子

現メンバーの今年度の取り組みは終了し、今後は卒業研究、就職に向けた準備に注力していきます。そして、チャンピオンシップ大会初出場の経験と反省は、1年生の新メンバーに引き継がれるでしょう。

パシフィコ横浜

 

ETロボコンウェブサイト
https://www.etrobo.jp/

岩手県若年者技能競技会に参加しました

11月22日(火)に、ツガワ未来館アピオ(岩手産業文化センター)において「令和4年度岩手県若年者技能競技会(主催:岩手県職業能力開発協会)」が開催されました。この大会は、県内の職業訓練施設の訓練生が日頃鍛えた技を競う大会です。

産技短からは、建築科の13名の選手が、木造建築科と建築設計科の競技に参加し、4名が入賞しました。
このうち、建築設計科2年の部に出場した川村選手は、各部門で最も優秀な作品に贈られる岩手県知事賞も受賞しました。

入賞者

<木造建築科>
2年の部
銅賞 髙橋 弥愛

<建築設計科>
1年の部
銅賞 山﨑 沙羅

2年の部
金賞 川村 萌花(岩手県知事賞)
銀賞 市川 桜

木造建築科2年の部の競技の様子
木造建築科2年の部
建築設計科2年の部の競技の様子
建築設計科2年の部

 

岩手県内で活躍する卒業生と企業ガイダンスを実施しました。

矢巾キャンパス情報技術科では、7月26日(火)に卒業生が就職している企業様3社に来校いただき、現場でリアルに働く先輩達の話を生で聞く機会をつくっていただきました。御協力、進行はジョブカフェいわて様です。

<オンラインで卒業生の就職先の開発現場を中継>

学生時代の話や、自分の経験から後輩達へのアドバイス、岩手で働く魅力や仕事でのやりがいなど、様々な有意義な話を聞くことができました。特に学生時代にはあまり活用しないだろうと思っていた数学や、C言語でもここはやらなくてもいいだろうと思っていたところが、仕事でなぜか必要になったことを痛感したことと、会社内外においてのコミュニケーション能力の必要性についてはどの先輩のお話からもありました。

<卒業生からの説明や学生からの質問に回答をいただきました>

学生からは、「今のうちに身につけておいた方がよいスキルはありますか?」という質問等があり、「基本情報技術者試験」の資格については先輩からの回答にありました。

また、夏休みを含め「今のうちに遊んでおいた方がいいです。」というフレーズはどの先輩からも出てきました。

お忙しい中、ジョブカフェいわて様をはじめ、御参加をいただき貴重な機会をつくっていただきました3社の企業様には心より感謝を申し上げます。ありがとうございました。

今年も球技大会を開催しました!!

5月26日(木)、27日(金)の2日間にわたり、学生会主催の球技大会が開催されました。2日目は生憎の空模様でしたが、2日間で7種目(サッカー、ソフトテニス、ドッヂビー、バスケットボール、バレーボール、バドミントン、卓球)の競技が行われ、スポーツを通して学生間の交流を図りました。
【1日目】
バスケット

バドミントン

 卓球

感染症対策でマスク着用や密にならないよう、運営する学生会は事前の呼びかけや競技結果、試合の進行状況をリアルタイムに情報を発信。
また、参加した学生皆さんの協力のおかげで競技はスムーズに進行。

サッカー

ソフトテニス

お揃いのTシャツでチームワークは上々の産業デザイン科。競技中は動きにくい恰好ですが、コスプレで場を盛り上げてくれる情報技術科。

【2日目】
バレー

ドッヂビー

無事に2日間の競技を終えて、種目別では7種目中3種目に優勝した建築科2年が総合優勝に輝きました。続く2位は建築科1年、3位は情報技術科2年で、ブービー賞は産業デザイン科1年でした。


(学生会長(右)の表彰を受ける建築科2年)

(左から: 情報2年、建築2年、会長、建築1年、産デ1年)

昨年の球技大会の様子

やはラヂ!で産技短紹介コーナーが始まります

矢巾町の行政番組を放送するラジオ「やはラヂ!」で、産技短を紹介するコーナー「サンギタンのいま!」が始まります。第一回の放送は5月20日(金) で、月一回、毎月第3金曜日の放送予定です。

こちらのスタジオからお送りします。

やはラヂ!は月~金曜日の18:30~19:00に放送されています (再放送 翌日6:30~) 。専用の「やはラジオ」を使うと放送時間に自動的に電源が入ります。ラヂオもりおか (76.9MHz) を利用しているので普通のFMラジオやスマートホンアプリ ListenRadio を利用して聴取することもできます。

放送に向けて収録や編集のテストを重ねています。

アプリやラジオの準備をして、楽しみにお待ちください。

就職講話が開催されました(情報技術科)

情報技術科では、1月21日(金)に就職講話が行われ、1年生20名が参加しました。

岩手県内、盛岡市に本社があるイーストライズ株式会社様が講師となり、企業情報をはじめとした説明から、岩手で東京の仕事をするメリットなどをお話いただきました。

産技短情報技術科卒業の先輩も3名来ていただき、入社した理由、担当している業務内容、1日のタイムスケジュール、学生のうちにやっておくことや、勉強しておくことなどをお話いただきました。

先輩方それぞれからスライドを使って説明いただきました。
先輩方それぞれからスライド使ってご説明いただきました。

特に、学生のうちにやっておくことでは、「読書」「友人と遊ぶ」「社会人マナー・資格」など、三者三様のアドバイスで、どれも納得できる内容だったのが印象に残りました。

年齢も近く、同じ科の先輩方の話ということで、学生たちはより社会人になってからの具体的なイメージをふくらませることができたのではないでしょうか。

興味深いお話に、学生達からも様々な質問が飛び交い、活気のある就職講話となりました。

イーストライズ株式会社様、お忙しい中ありがとうございました。

JAGDA岩手地区 ポスター展で入賞しました

JAGDA岩手地区主催の「アナロググラフィック展2021 学生ポスターデザインコンペティション」に、産業デザイン科 1年生4名が応募しました。

このコンペティションは毎年開催しているもので、今年は「ふるさとの祭り」がテーマでした。アナログ技法を使ってふるさとの魅力を伝えるポスターを制作するという内容です。

応募したポスターは12月10日(金)・11日(土)に盛岡市の岩手銀行赤レンガ館2階に、JAGDA岩手地区に所属するグラフィックデザイナーの作品と共に展示されました。

11日(土)にコンペティションの表彰式が行われ、最優秀賞1名、優秀賞9名、特別賞のmanorda賞1名が発表になり、産業デザイン科1年 瀬川ちせさんが優秀賞ならびにmanorda賞を受賞しました。

現在、仕事でもプライベートでも、パソコンやスマートフォンを使うことが当たり前になっていますが、便利な一方、アプリケーションでできることを前提とした「枠」に留まって考えが広げられないことも多くなっているのではないでしょうか。
しかし、アイデアを形にすることに、アナログやデジタルは関係ないはず…このコンペに込められたそんなメッセージを意識して、学生の皆さんにはこれからもものづくりにチャレンジして欲しいと思います。

ポスターコンペの入賞者と制作物
JAGDA岩手地区ポスターコンペに入賞した瀬川さんと制作物。「鬼剣舞の躍動感あふれるかっこよさを伝える」がテーマです。アクリル絵具での着色をメインにスパッタリングなどで躍動感を表現しました。

企業見学会に行きました(産業デザイン科)

127日(火)、産業デザイン科では企業見学会を行いました。
今回の企業見学会での訪問先は次の3箇所でした。

1.おおのキャンパス(九戸郡洋野町)
2.二戸市シビックセンター  福田繁雄デザイン館
 (二戸市)
3.
株式会社オノデラサイン(二戸市)

1年生グループと2年生グループの2班に分かれ、それぞれバスに乗り込み見学先へ向かいました。1年生は午前中におおのキャンパス、午後に二戸市内の見学箇所を巡り、2年生は午前中に二戸市内の見学箇所を巡り午後おおのキャンパスへ向かいました。

1.おおのキャンパス
おおのキャンパスは雄大な自然の中で工芸体験ができる施設です。木工工房や陶芸工房、裂織工房があり、職人さんの指導のもと工芸の体験制作ができます。

ここでは木工体験と裂織体験のうち、各自事前に希望した工作体験に参加しました。おおのキャンパスのある洋野町大野は、工業デザイナーである秋岡芳夫さんが地元の木材を使用して食器を作ることを提案し、「一人一芸の村」として大野木工が始まった背景があります。

工房や展示販売施設を見学でき、大野木工の製品や大野に伝承されてきた裂織や陶芸、ガラス細工などの製品を実際に見ることができました。大野の伝統工芸に触れる良い機会となりました。

おおのキャンパスに到着した1年生たち
おおのキャンパス。
木工体験の箸づくりの様子。
木工体験の箸づくりの様子。

 

2.二戸市シビックセンター  福田繁雄デザイン館
二戸市に到着して最初に向かったのは二戸市シビックセンター 内にある福田繁雄デザイン館です。ここではデザイン館の職員の方に案内と解説をしていただきながら見学しました。

グラフィックデザイナーの福田繁雄さんは岩手県にゆかりがある著名なデザイナーで、ユーモアに溢れた作風が特徴です。福田さんの手掛けた広告ポスターはいずれもコンセプトを視覚的かつ端的に伝えており、ユーモアや錯視を取り入れることで目を引くデザインとなっていました。

現在はパソコンで広告を制作することが主流ですが、当時は手描きで広告ポスターを作っていたということを目の当たりにし、学生たちは衝撃を受けたようでした。また、福田さんは思いついたらすぐに制作にしていたので仕事が早かった、というお話を伺い、学生たちの普段の制作の進め方の参考になったのではないでしょうか。

解説が一通り終わった後は、自由に作品を見て回りました。

教科書で一度は見たことがあるポスターや、持ち手がコップの内側にある使えない食器、スプーンとフォークを溶接した塊に光を当てるとバイクの形の影ができる彫刻など興味津々に観覧し、学生たちは福田さんの豊かな発想力に感心していました。

グラフィックデザインだけでなく遊び心に溢れた様々な彫刻作品を見ることができ、良い刺激になりました。

福田繁雄デザイン館に入館する2年生たち
福田繁雄デザイン館。
解説を聞きながら福田繁雄さんのポスターに魅入る学生たち。
解説を聞きながら福田繁雄さんのポスターに魅入る学生たち。

 

3.株式会社オノデラサイン

株式会社オノデラサインさんは、のぼりや旗、横断幕などを制作しているBtoBの印刷会社です。

工場見学をしながら会社説明を受けました。二つのグループに分かれて工場を巡り解説を受けながら見学を行いました。

工場見学の際、代表取締役社長と卒業生からお話を伺うことができました。全国各地から様々な仕事を請け負っており、オノデラサインさんが関わったものを我々が普段目にする機会があることを知り、学生たちは驚いていました。質疑応答の時間では学生たちの疑問に社長さんが丁寧に答えてくださり、業界の将来を見据えた考えを持って経営しているということが伝わりました。

今回の見学で印刷の工程や工場の機材、経営戦略や活動について知ることができ、印刷業界や職業について理解を深めることができました。

企業見学を通して、学生たちは普段我々が目にしている製品の裏にはどんな工程があり、人や企業がどのように関わってものづくりの努力を重ねているかを感じることができたかと思います。

最後に、各企業、施設の皆様には貴重なお時間をいただき、この場を借りてお礼申し上げます。