「ものづくり企業」を工場見学

12/15(木)に生産技術科1、2年生と電気技術科1年生が合同で北上市内の企業見学を行いました。

今回の見学は、岩手県のものづくり自動車産業振興室の事業で、県南地域の企業にご協力いただき、県内のものづくり企業の理解を深めるために1年生を中心に実施しました。

見学は、株式会社東北佐竹製作所とアイシン東北株式会社の2社と、北上市にあるDEセンターの合計3か所を回りました。

東北佐竹製作所は、籾摺り機、乾燥機、光選別機などお米の出荷前に稲作農家で必要となる機器の製造販売を中心とする企業です。

%e4%bd%90%e7%ab%b9_%e6%a6%82%e8%a6%81%e8%aa%ac%e6%98%8e会社の概要説明

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籾殻機の組み付け工程

工場内の金型による成型や組み立てなど製造工程と資格の取得状況の他、ショールームを併設しており完成品も近くで見せていただきました。製造過程と製品をみてイメージがつきやすかったです。

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取扱製品のショールーム

アイシン東北株式会社は、自動車関連企業への部品供給メーカです。見学コースでは主に車のドアフレームや取手などの組付け部品、ドア開閉用制御機器の組み込み部品など製造する工程を見学しました。また、最新のトヨタ東日本株式会社向けの部品供給を行うということもあって、工場内での撮影は禁止でした。写真は見学者のために用意された入口での記念撮影のみとなりました。

その他に、少々変わった事業の取組でシイタケを生産・出荷をしているということで、製造過程の風景を見学させていただきました。 %e3%82%a2%e3%82%a4%e3%82%b7%e3%83%b3_%e8%a8%98%e5%bf%b5

記念撮影(アイシン東北入口)

いわてDEセンター(北上市基盤技術支援センター)は岩手県と北上市が行っているDE(デジタル・エンジニア)の人材育成施設として3DCAD・CAM、3Dプリンターなどのトレーニングを行っております。光による3Dデータの取り込みと加工方法について体験させていただきました。 de%e3%82%bb%e3%83%b3%e3%82%bf_%e6%a6%82%e8%a6%81

DEセンターのフロアー

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取り込んだ3Dデータの加工体験

また、併設している北上市基盤技術支援センターは、「ものづくり」に携わる企業に試験研究施設や機器の開放・提供により地域企業の支援を行い、最終的には地域全体の活性化を目指す施設です。入所している岩手大学の金型技術センターの設備や3次元測定機、恒温室、SEMなどの貸出施設の他、地元企業の自動車産業振興への取り組みとして、HV(ハイブリット車)を部品単位で分解展示もしており、説明を受けながら見学しました。

%e5%8c%97%e4%b8%8a_%e6%94%af%e6%8f%b4_%e8%a8%ad%e5%82%99 貸出し設備の見学

 

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入所している岩手大学の金型関連の研究施設

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北上市の職員から展示内容と趣旨の説明を受けて%e5%8c%97%e4%b8%8a_%e6%94%af%e6%8f%b4_%e3%83%97%e3%83%aa%e3%82%a6%e3%82%b92

HV車の分解されたパーツをユニット毎に展示

今回の見学では、工場の製造風景だけでなく、ものづくり企業のあまり知られていない取り組みや支援する公共施設など広く見学することができました。ご協力いただいた企業並びに、北上市の支援センター、ものづくり自動車産業振興室の皆様、ありがとうございました。

技能五輪報告会および海外研修結団式

平成28年12月5日(月)に、先日行われた第54回技能五輪全国大会の校内報告会と12月8日(水)に出発する海外研修の結団式が行われました。

技能五輪全国大会の報告会では、敢闘賞に入賞した上部選手、髙橋選手からの結果報告と、指導担当の齊藤理先生の大会を終えての総括がありました。

選手二人は、今回の敢闘賞に満足せず、更に上の賞を目指すと決意を新たにしていました。

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また、12月8日(水)に出発する海外研修結団式では、小笠原教育部長より「国内では体験できないことがたくさんあるので、安全に気を付け存分に楽しんできてください」との激励を頂きました。

参加学生からも「貴重な体験を無駄にしないよう、気を付けて楽しんできます」との決意表明がありました。

参加する皆さんは、気を付けて行ってきてください。%e7%b5%90%e5%9b%a3%e5%bc%8f

情報処理技術者試験の受験結果(平成28年度秋期)

10月16日(日)に実施されました、平成28年度秋期情報処理技術者試験で、 基本情報技術者 1名(受験者:2年生4名、1年生8名)、今年度より新設された情報セキュリティマネジメント 1名(受験者:1年生2名)合格しました。

合格者
平成29年度春期情報処理技術者試験は、平成29年4月16日(日)に実施予定です。受験料は5,700円です。

第54回技能五輪全国大会入賞選手の知事表敬訪問

平成28年12月2日(金)に岩手県庁3階第一応接室にてやまがた技能五輪・アビリンピック2016(第54回技能五輪全国大会・第36回全国障害者技能競技会)の入賞選手の知事表敬訪問を実施しました。

第54回技能五輪全国大会には全国から41職種1,318人が出場し、岩手県からは12職種33名が出場し、9職種15名が入賞しました。内訳は銀賞2名、銅賞6名、敢闘賞7名でした。第36回全国障害者技能競技大会には全国から22種目に370人が出場し、岩手県からは7種目に7人が出場し、2種目2名が入賞しました。内訳は銅賞1名、努力賞1名でした。

県勢としては第44回香川大会の18名入賞に次ぐ入賞者の多さで岩手県のものづくり力、技術力の高さを感じさせる大会となりました。

入賞メダルは山形鋳物伝統工芸組合で一つ一つ手作りしたもので、青銅を素材とし、外周部に「YAMAGATA2016」の文字と山形県の木である「さくらんぼ」の果実のマークを配置し、中央部は山形県を象徴とする「最上川」と「月山の山並み」をレリーフ調に仕上げた絵柄を配置されたものです。ちなみにメダルの首掛け用紐が青色が銀賞、緑色が銅賞、オレンジが敢闘賞となっております。%e4%ba%94%e8%bc%aa%e3%83%a1%e3%83%80%e3%83%ab

最後に、大会に関係した全ての人に感謝と敬意を表します。

達増拓也岩手県知事と入賞者の集合写真
達増拓也岩手県知事と入賞者の集合写真

 

当校に関わる入賞者 左から配管_上部俊貴選手、冷凍空調技術_前川敬大選手(H27.3卒)、配管_髙橋伸弥選手
当校に関わる入賞者 左から配管_上部俊貴選手、冷凍空調技術_前川敬大選手(H27.3卒)、配管_髙橋伸弥選手

 

 

 

おいしい東北 パッケージデザイン展2016で入選しました

東日本大震災の復興支援事業として、東北経済産業局が主催し、今年で3回目となるコンペ「おいしい東北パッケージ展2016」に、産業デザイン科から2年生3名、1年生6名、計9名が応募し、今回は過去最多の3名の入選となりました!

このコンペは全国のプロのデザイナー、そして学生を対象とし、東北で作られた10商品の中から選んだ商品のパッケージデザインを提案し、優秀賞は実用化を目指します。これまで13商品のパッケージデザインが実用化されています。

1年生はポスターの課題と平行しての作業でしたが、スケジュール管理の重要性や実際の商品のパッケージをデザインする難しさや楽しさを、身を持って感じることができたのではないでしょうか。

入選「イカメンチ揚げ(青森県)」2年 久松瑠宇
入選「イカメンチ揚げ(青森県)」2年 久松瑠宇

 

入選「伊達茶(宮城県)」1年 菊池雪野
入選「伊達茶(宮城県)」1年 菊池雪野

 

入選「純つばき油(宮城県)」1年 畑中紗希子
入選「純つばき油(宮城県)」1年 畑中紗希子

JAGDA岩手 復興応援グラフィック展で入賞しました

岩手県内でデザインを学ぶ学生を対象とした復興応援のためのポスターコンペ「JAGDA岩手 復興応援グラフィック展」が開催され、産業デザイン科 1年 菊池雪野さんの作品が入選しました。

今回のテーマは「元気」。菊池さんの作品は、野菜の写真を組み合わせて岩手の自然を表現しました。

このコンペは、11月3日(木・祝)に開催された「第4回 いわてデザインデイ」の中で授賞式が行われ、応募された作品が11月6日(日)まで盛岡市のアイーナにて展示されました。

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