電子技術科では例年の取組みとして、技能検定電子機器組立て(2級)の実技試験課題の製作実習を1年生の前期と2年生の前期に2回に分けて行っています。
1年生の実習では、電子部品の取扱い、ハンダ付け作業、電子機器組立て作業の基本を学びます。
2年生の実習では、早く正確に、なおかつ綺麗に機器製作できることを目指して練習し、総仕上げとして技能五輪全国大会予選(「電子機器組立て」職種)にチャレンジすることにしています。
この予選会で一定以上の成績を修めると「技能証」が交付され、技能検定電子機器組立て(2級)実技試験の免除を受けることができます。
国家資格なので、学生の皆さんも本気モードです。
課題の製作作業は4時間にもおよびます。また、作業中のミスは、機器の不動作や動作不良につながってしまうので、作業中は集中力を持続させる必要があります。完成した頃にはみんなヘトヘトの状態になります。
今年度は6月27日(金)に2年生、15名がこの技能五輪全国大会「電子機器組立て」職種にチャレンジしました。大部分の学生は打切り時間(4時間半)以内に提出することができました。
結果発表は3カ月程度後になります。
日頃の努力が報われる事を期待したいと思います。