平成31年3月19日(火)に花泉高等学校で職業模擬体験型進路ガイダンスが開催されました。水沢校から生産技術科および電気技術科の職員が参加し、電気・電子・機械系を希望する生徒7名に対し、”電気工事士体験実習”および“3Dプリンタを使った製作実習”の内容で実習体験していただきました。
”電気工事士体験実習”では、家庭にあるコンセントやスイッチを配線し、電球の点灯チェックまでを体験していただきました。慣れない工具を器用に使いながら配線作業に取り組んでいました。
”3Dプリンタを使った製作実習”では、3Dプリンタで製作したい形状をパソコンを使用して設計しました。設計してもらったモデルは3Dプリンタで製作後高校へ送付いたします。しばらくお待ちください。
参加された生徒さんは工業系の仕事を希望されているようです。今回の実習が進路選択のきっかけになれば幸いです。花泉高等学校の皆様ありがとうございました。
産技短では、体験実習、出前授業(講義・実習)、インターンシップ受入れ、進路ガイダンス等のお手伝いいたします。お気軽にご相談ください。
平成30年度の卒業研究で建築科の佐藤峻さん、下川晃さん、仁和春菜さん、産業デザイン科の安保星奈さんの4名が合同で取り組んだ矢巾町煙山ひまわりパークのリニューアル計画についての研究成果を、3月11日(月)に矢巾町役場でプレゼンテーションしました。町の人気スポットのひとつ、南昌山の麓に広がるおよそ40万本のひまわり畑とその周辺を整備するにあたってのアイデアを矢巾町から依頼されたものです。当日は副町長、町議会議員の方々ならびに役場職員の方々に多数ご出席いただきました。
「四季を通じて4つの黄色が幸せを咲かせる場所」をコンセプトにエリアを「しきいろの町」と名付け、イベント施設やオブジェを利用したSNS映えする撮影スポットなどを盛り込んだ敷地の計画案と、ロゴマークや開花情報を伝えるスマホサイトなどを提案させていただきました。掲載
提案どおりの実現は難しいかもしれませんが、学生目線の柔軟な発想がひまわり畑のリニューアルに少しでも活かされればと思います。
去る平成31年2月22日に第17回 東北ポリテックビジョンにおいて作品展示と研究発表会が開催されました。
この作品展示と研究発表会において、生産技術科の櫻井輝さんが銀賞、同じく生産技術科の佐藤颯人さん、竹澤和雅さん、村松郁弥さんが審査員奨励賞を受賞いたしました。
それぞれの展示作品は以下の通りです。
櫻井輝さん「自動車専用シート製作工程における作業性向上の冶具開発と検証」
佐藤颯人さん、竹澤和雅さん、村松郁弥さん「RepRapを利用した3Dプリンターの製作と地域貢献」
授賞式においては、受賞が公表されたものの、賞状などは後日郵送ということになりました。
3月に入ってから賞状が郵送されてきましたので、3月11日に校長先生より伝達を行っていただきました。
卒業式が近くなっての伝達となりましたが、卒業する前に賞状を渡せることができてよかったです。今後はこの経験をもとに入社してからも頑張ってください。
3月7日(木)に、建築科実習場において、建築科2年生が製作した東屋の引き渡し式がありました。
この東屋は、岩崎川河川公園の整備のために盛岡振興局土木部から製作の依頼を受けたもので、パークゴルフ場の休憩所として利用されます。
製作は、小野澤圭人君、髙橋康太君、和野幸輝君の3名が卒業研究のテーマとして取り組み、企画、設計、施工の全てを行いました。現在は、建築科の実習場内で仮組の段階まで完成しています。
引き渡し式では、はじめに盛岡振興局土木部の佐々木道路河川室長のご挨拶があり、東屋の製作を依頼するに至った経緯についてご紹介していただきました。
次に、学生が東屋の設計コンセプト等を説明し、実際に利用される建物を製作する機会を頂いたことに対して感謝の言葉を述べました。
そして、学生一人ずつに対して、佐々木室長より感謝状が贈呈されました。
今回贈呈した東屋は、この後一度解体して岩崎川河川敷へ運び、改めて組み上げられます。
3月4日(月)に水沢キャンパスにおいて平成30年度技能五輪・技能競技大会出場報告会が行われました。
対象は水沢キャンパスの各選手でした。
- 第56回技能五輪全国大会 おきなわ大会 配管職種 佐々木航、馳田陸(建築設備科2年 いずれも敢闘賞)
- 第56回技能五輪全国大会 おきなわ大会 工場電気設備職種 高橋璃来、三浦智紀(生産技術科2年)
- 第13回若年者ものづくり競技大会 かなざわ大会 旋盤職種 田村輝(生産技術科1年)
- 第13回若年者ものづくり競技大会 かなざわ大会 機械製図(CAD)職種 金野理奈(生産技術科2年)
- 第13回若年者ものづくり競技大会 かなざわ大会 ロボットソフト組込み職種 佐々木大樹、佐藤航(生産技術科2年)
- 第17回東北ポリテックビジョン 機械系ものづくり競技大会 旋盤職種 神谷渓、菊池龍司(生産技術科2年)
産技短ではこのように教育研究振興会、保護者の皆様で組織する後援会、同窓会のご支援をいただきながら、毎年、競技会・大会に選手を派遣しています。
また、過日行われました表敬訪問についても併せて報告します。
2月6日には水沢キャンパスから第56回技能五輪全国大会受賞者・出場者の学生が奥州市長・県南広域振興局長を表敬訪問しました。
また、昨年12月28日には配管職種で敢闘賞を受賞した2名が岩手県知事を表敬訪問しました。
報告会・表敬訪問も選手たちにとって良い経験になったものと思います。
岩手県立産業技術短期大学校のイベントや取組みについてご紹介します。