矢巾校の学生会では、10月3日(土)・4日(日)に開催した矢巾校楽園祭での売上の一部を、以下に寄附いたしました(2月18日振込)。
「いわての学び希望基金(岩手県復興局復興推進課/寄付額75,000円)」
「2016年台湾地震救援金(日本赤十字社/寄付額75,000円)」
矢巾校の学生会では、10月3日(土)・4日(日)に開催した矢巾校楽園祭での売上の一部を、以下に寄附いたしました(2月18日振込)。
「いわての学び希望基金(岩手県復興局復興推進課/寄付額75,000円)」
「2016年台湾地震救援金(日本赤十字社/寄付額75,000円)」
文部科学省、特許庁、日本弁理士会、独立行政法人工業所有権情報・研修館で共催している「デザインパテントコンテスト」に、当科のプロダクトコース2年生が応募した3作品が入賞しました。
このコンテストは「パテントコンテスト(発明)」と「デザインパテントコンテスト(意匠)」の2部門からなり、高校生、高等専門学校生及び大学生が自ら考え出した発明・デザイン(意匠)について応募し、優秀な作品を選考・表彰するものです。入賞の特典として、実際に特許庁に出願し、特許権・意匠権の取得までの手続を実体験することができます。
1月25日(月)に東京で開催された表彰式には、受賞した吉田雅彦くん、鈴木杏梨さん、佐々木理恵子さんの3人も参加しました。この日は全国から2部門の受賞者が集まり、パテントコンテスト選考委員会委員長の日本科学未来館館長・宇宙飛行士の毛利衛委員長からのお話もいただき、貴重な体験をした1日となりました。
受賞した作品は、意匠権の取得に向けてただいま準備中です。知的財産権の中でも特許や意匠などの出願が必要なものはなかなか身近に感じることができないのですが、自分がデザインしたものが意匠権取得の対象になることで、ぐっと距離が縮まったのではないでしょうか。「デザイン関係法規」の期末試験も、きっと、よい成績だったことでしょう。
産業デザイン科では、1年の後期から進路に応じてプロダクトコース、グラフィックコース、ウェブコースの3つに分かれます。実習の中で、より実践的な技術や考え方を身につけるために、コンペやコンテストに積極的に参加しています。
この度、プロダクトコースの2年生が参加した神奈川県川崎市の「第20回かわさき産業デザインコンペ2015」の課題のひとつ「課題G 博物館・美術館館内員が使用する椅子」で、鈴木杏梨さんの作品が優秀賞を受賞しました!
このコンペは、川崎市内の企業が設定したデザイン課題について、全国のデザイナーから作品を公募し、作品パネル・意匠権調査による1次審査、実物のモデルによる最終審査によりグランプリを決めるものです。
今回応募した課題Gの要件は「存在を主張せず、博物館・美術館等で違和感のない外観を有し、長時間の着座にも適した椅子」というもの。鈴木さんが提案した「maro-n まろやかな椅子」は、「雰囲気に溶け込むまろやかなデザイン」というコンセプトで、空間になじむ形とコンパクトでありながら座面の下が収納スペースになっているのがポイントです。
卒業研究と平行して実物モデルの制作を進め、そして1月29日に行われた最終審査では審査員の前でプレゼンテーションを行いました。普段の実習での成果が発揮できたかと思います。