情報技術科のチーム「ヴィラージュ」が11/24に開催された岩手県学生IoTアイデアコンテスト2019に出場し、特別賞を受賞しました。
7つの個人・団体のテーマの発表に対し審査が行われ、チーム「ヴィラージュ」は、会場の観覧者によるWeb投票で評価された特別賞をいただきました。
チーム「ヴィラージュ」のメンバは情報技術科2年の岩本美里さん、村井拓夢さんで、アイデア「肉・乳用牛農家をIoTで豊かに~思い出より価値があるものはない~」を発表しました。
岩手県の農業出荷額は年間約2600億円で、全国11位です。そのうち60%余りを畜産が占めていて、主要な産業となっています。しかし、大家畜(肉牛、乳牛)をあつかう畜産農家の数は、ここ30年の間に1/6の4500戸余りに減少し、担い手不足が課題となっています。その多くの畜産農家は小規模、つまり、家族で経営している状況で、生き物を扱うので休みがない、毎日の作業が大変などの現状を抱えています。ここにIoTを用いて作業の自動化を図ることで、いくらかでも休みが取れる、労力を低減するなどの提案を行いました。また、AIで餌と体調等の管理を行えば、岩手県全体での肉質や乳製品の向上が図られるのではないでしょうか。
発表するチーム「ヴィラージュ」
11/27には受賞の報告を行い、千葉校長からは、「引続きIoTに取り組んで、研鑽を積んで欲しい」と今後の活躍に期待する言葉が送られました。
千葉校長、坂本副校長に受賞を報告
なお、今回のコンテストの内容は、
2019年12月28日 17:10から岩手めんこいテレビで放映予定です。
岩手県学生IoTアイデアコンテスト2019は、岩手県内のIT人材の育成、発掘と県内での実用化が見込めるIoT活用案の創出を目的として株式会社ネクストが主催しています。
「いわてEVミニアカデミー」は、次世代自動車関連産業分野を担う技術者人材の育成と地域への定着促進のため、厚生労働省の「地域創生人材育成事業」として県から委託を受けた一関工業高等専門学校が主催し、本校と連携して開講するものです。
EVキットカー(PIUS)を教材として使用し、EVの基礎的な構造や技術を学びました。分解・組立作業は、自動車の生産工場をイメージしており、5Sの徹底や作業工程改善のための話し合いを所々に織り込み実践的に学びました。
このミニアカデミーに、メカトロニクス技術科・産業技術専攻科の学生が参加しました。
- 2チームに分かれ実習。作業工程改善のための検討をしています。

- 教材車の分解組み立てを行い構造を理解。5Sも徹底されています。




2日間という短い期間で分解組み立てを行うため、チームワークも必要とされる有意義な実習でした。講師の方々には、丁寧かつ熱意のある御指導をしていただきました。大変ありがとうございました。
当校では、自動車関連産業に携わる卒業生も多いことから、このようなアカデミーを通して次世代モビリティー開発に関わる人材育成の一翼を担っております。
11月20日、楽園祭実行委員長の折戸勇太さんと、実行委員の岩本美里が矢巾町社会福祉協議会の佐藤由子事務局長を訪問し、「楽園祭2019」で集まった募金を「令和元年台風15号千葉県災害義援金」に寄付しました。
これは、10月5日と6日に行われた「楽園祭2019」において、地域支援の一環として募金活動を行い、来場された皆様からの善意と模擬店等の売上の一部を寄付したものです。
折戸さんと岩本さんから楽園祭における募金活動と寄付の趣旨を説明し、佐藤事務局長に「災害復興に役に立ててください」と118,641円を贈呈しました。矢巾町社会福祉協議会を通じて千葉県に寄付されます。
この度の台風の影響により被害を受けられた皆様に謹んでお見舞い申し上げます。また、皆様の安全と被害を受けられた地域の一日も早い復旧を心よりお祈り申し上げます。
楽園祭に来場され、募金活動にご賛同いただいた方々の善意に感謝いたします。ありがとうございました。
左から岩本さん、折戸さん、佐藤事務局長
2019年10月30日(水)に矢巾町田園ホールにおいて、NHK盛岡放送局との共催でNHK大学セミナーin岩手県立産業技術短期大学校を開催しました。
本校産業技術専攻科と本校教育研究振興会で定期的に開催している講演会の一つとなります。

講師は、株式会社ロボ・ガレージ代表取締役・東京大学先端科学技術研究センター特任准教授の高橋 智隆氏で、「ロボットの未来~ロボットクリエーターが伝えるイノベーションのチカラ、モノづくりのスタイル~」と題して、これまでのロボット技術の限界を塗り替える様々な取り組みを通して、未来を担う若者にイノベーションの起こし方や発想の転換の必要性を伝えてもらいました。

講演はグランドキャニオンに挑戦した実証ロボット「エボルタ」をはじめ「ロボホン」、「ロビ」を実際に動かしながらのとても楽しく有意義なものでした。

矢巾校及び水沢校の学生と教職員約270名、教育研究振興会会員企業の方など約30名と盛況な講演会となりました。
先日矢巾キャンパスで行われた技能五輪全国大会壮行式の様子がブログアップされたところですが、11月5日(火)に「第57回技能五輪全国大会・第39回全国障碍者技能競技大会岩手県選手団結団式」へ参加しました。
当校から参加したのは
・矢巾キャンパス 産業デザイン科2年 高橋光選手(家具職種)
・水沢キャンパス 建築設備科2年 菊地ひな選手(配管職種)
・水沢キャンパス 建築設備科2年 細田洸希選手(配管職種)
・水沢キャンパス 生産技術科2年 粟野瑛介選手(工場電気設備職種)
・水沢キャンパス 生産技術科2年 林崎和選手(工場電気設備職種)
の5名です。
岩手県選手団結団式 左から 細田・菊地・高橋・林崎・粟野選手
結団式では選手団長の岩手県職業能力開発協会小野寺会長から挨拶をいただき、達増岩手県知事から激励のお言葉を頂戴しました。
選手代表として建築設備科から配管職種で出場する細田選手が決意表明をし閉会となりました。
技能五輪全国大会 岩手県選手団結団式 選手決意表明
11月15日から始まる大会本番に向け、選手一同士気を高めたところです。
技能五輪全国大会 岩手県選手団結団式 集合写真
技能五輪全国大会 配管職種菊地・細田選手
また、11月8日(金)には水沢キャンパスにおいて壮行式が行われ校長からの激励と各選手からの決意表明がありました。
技能五輪全国大会水沢キャンパス壮行式
是非応援よろしくお願いします!!
青年技能者の技能レベルの日本一を競う技能競技大会である「第57回技能五輪全国大会」が、11月15日(金)から18日(月)にかけて、愛知県を会場として開催されます。
この大会の「家具職種」に、産業デザイン科2年の高橋光さんが、岩手県代表選手として参加します。
11月6日(水)には、矢巾キャンパスで壮行式が行われ、全校の学生が集まる中、校長の激励と、高橋選手の決意表明がありました。
1年生の頃から、技能五輪に向けて練習してきました。自分の納得いく作品が作れるよう、がんばってください!
指導した田中主任講師、千葉校長、高橋選手、坂本副校長
令和元年10月29日(火)にジョブカフェいわて主催の「企業見学バスツアーin花巻」に、メカトロニクス技術科1年生が参加しました。見学先は、花巻市の和同産業株式会社様とサンポット株式会社様です。
午前中は、和同産業株式会社様を見学しました。

事業内容の説明を受け、ホンダ、クボタ、ヤンマー等の除雪機をOEM生産しており日本一のシェアを誇っていることがわかりました。 
これはロボット草刈機が稼働しているところです。スマートフォンで作業時間等を管理できるとの事です。手前にあるのが充電設備です。
最後に、今年入社された若手社員の方から、会社での仕事内容、何故この会社を選んだのか、仕事をする上での心構えを教えていただきました。
お昼は、マルカンビル大食堂で戴きました。

午後はサンポット株式会社様を見学しました。

環境に配慮した事業を展開されて、地域の清掃活動にも取り組んでいらっしゃいました。全体説明の後に工場内を丁寧に説明をして戴きながら、見学しました。

最後に、若手社員さんのお話しを聞くことができました。仕事の内容や大変な事、何故この会社を選んだのかなどを教えていただきました。1年生へのアドバイスとしては、早く企業について調べること等就職活動についてや学生のうちに友人との思い出を作っておく事などをアドバイス戴きました。
2社とも丁寧な説明をしていただき、ものづくりの現場について理解を深める大変良い機会となりました。学生達は、今後の就職活動に向けて意識を高めていたようです。
今回の見学ツアーを開催していただきました、ジョブカフェいわての皆様、花巻市役所の関係者の皆様には、大変お世話になりました。ありがとうございました。
岩手県立産業技術短期大学校のイベントや取組みについてご紹介します。