「電子技術科」カテゴリーアーカイブ

超テクノロジーメッセin遠野

超テクノロジーメッセin遠野(主催:公益社団法人日本青年会議所東北地区岩手ブロック協議会)が、5月13日(日)に遠野市の土淵生涯学習スポーツ施設で開催され、本校から学生の卒業研究作品を出展しました。

当校ブースに多数のご来場を頂き誠にありがとうございました。

このイベントは、最新のテクノロジーを活用して、岩手県の産業の生産性向上と地域資源のブランド化に向けた意欲を高めることを目的とし、大人から子供までの世代にご来場いただき、最新技術を実際に見て体験の機会を創出するために実施されたものです(「五日市マルシェ」と同時開催)。

会場では、ご家族等で訪れた多くの方々に、手の動きに合わせて自由自在に動くアームロボットの操作体験して頂いたり、立体地図へのプロジェクションマッピング、水平を保つお盆、磁気浮遊装置、SNSを使った防犯システム等をご紹介したりしました。これが、訪れた方々に、ものづくりに興味を持って頂く機会となっていればと願うばかりです。

(超テクノロジーメッセin遠野展示作品)

タブレット、モーションセンサを利用したアームロボットの制御/生産技術科
水平を保つお盆、磁気浮遊装置/電子技術科
ドローンによる3Dデータの取得から立体地図への展開とプロジェクションマッピングによる災害対策の可能性/産業技術専攻科
LINE Messaging API を利用した防犯システム/情報技術科

産業技術専攻科・メカトロニクス技術科工場見学

産業技術専攻科とメカトロニクス技術科2年生は11月8日に工場見学を行いました。今回はメカトロニクス技術科1年生2名、電子技術科1年生5名、情報技術科1年生2名も参加しました。まずは北上市の㈱岩手ヤクルト工場です。

玄関ではヤクルトの巨大モニュメントに歓迎を受けました。

その後、映像での概要説明の後、実際の生産工程を見学しました。容器の成形からパッケージング後冷蔵庫まで運搬される一連の工程を見学することができました。画像はありませんが、ほとんどの工程が高速・効率化のために自動化される一方で、大事な部分は人の目でチェックするというところが印象的でした。

見学後、熱心に質問する産業技術専攻科の学生。

その後、南下し、三井アウトレットパーク仙台港で昼食をとりました。次の見学先は、キリンビール㈱仙台工場です。

映像での概要説明の後、いよいよ、見学開始。

ビールの原料のホップの香りの体験と麦芽の試食です。麦芽は噛めば噛むほど甘くなりました!

普段の授業に増して真剣に説明を聞く学生達。

タンクに触ってその温度を体感。

一番搾り麦汁と二番絞り麦汁の試飲(アルコールは含まれておりません)。その違いにびっくり!

アルミ缶の蓋締め工程の実演。味の劣化を防ぐために空気と触れないようにするため、あっという間の工程です。「なるほどこういう機構か!」

製造ラインをじっくり見学しています。

最後はソフトドリンクの試飲をし、記念撮影をして帰途につきました。

普段は、機械部品や機械製品の工場見学が多いのですが、今回は食品工場ということで実際の製造ラインを見ると共に、製造終了後には製造ライン・設備洗浄を徹底する等の衛生管理についても理解を深めることができました。また、二つの工場とも担当者の方に分かりやすく丁寧に説明していただきました。お忙しい中、対応していただきありがとうございました。

 

「技能証」交付、技能五輪(電子機器組立て職種)予選の成績優秀者に

平成29年度岩手県国際職業訓練競技会予選(技能五輪予選)電子機器組立て職種の成績優秀者12名に、「技能証」が交付されました。

「技能証」を交付された12名

この技能証を受けた人は、電子機器組立て職種2級及び3級技能検定の実技試験の全部の免除が受けられます。
残念ながら全国大会には出場できませんでしたが、技能証を受けられなかった学生も含め、全員頑張りました。

技能五輪予選に向け練習中

若年者ものづくり競技大会が開催されました!

8月3日(木)に第12回若年者ものづくり競技大会が開催されました。

愛知県を会場として、15職種の競技が行われ、矢巾キャンパスからは7職種に12選手が参加しました。

それぞれの職種を勉強している学生の代表選手が全国から集まって、技能と技術を競い合い、産技短からは4職種5名が入賞することができました!

■入賞者

メカトロニクス職種 敢闘賞

  • メカトロニクス技術科2年 角舘 侑樹
  • メカトロニクス技術科2年 西野 勘汰

建築大工職種 敢闘賞

  • 建築科2年 村野 敬太

ITネットワークシステム管理職種 敢闘賞

  • 情報技術科2年 川村 大智

グラフィックデザイン職種 敢闘賞

  • 産業デザイン科2年 菊池 雪野

第12回若年者ものづくり競技大会入賞者一覧

■競技の様子

メカトロニクス職種角館選手・西野選手
メカトロニクス職種角館選手・西野選手

 

メカトロニクス職種小松選手・村塚選手
メカトロニクス職種小松選手・村塚選手

 

旋盤職種細川選手
旋盤職種細川選手

 

電子回路組立て職種高橋選手
電子回路組立て職種高橋選手

 

建築大工職種村野選手
建築大工職種村野選手

 

ITネットワークシステム管理職種川村選手
ITネットワークシステム管理職種川村選手

 

グラフィックデザイン職種菊池選手
グラフィックデザイン職種菊池選手

 

グラフィックデザイン職種佐々木選手
グラフィックデザイン職種佐々木選手

 

ロボットソフト組込み職種遠藤選手・佐藤選手
ロボットソフト組込み職種遠藤選手・佐藤選手

 

夏休みものづくり体験教室を開催しました!

矢巾キャンパスでは、7月26日(水)に、夏休みものづくり体験教室を開催しました。

この体験教室は、子供たちにものづくりの楽しさを知ってもらうために、矢巾キャンパスの5つの科がそれぞれの専門分野に関連する課題を企画して、矢巾町内の小学生を対象として夏休み期間に合わせて実施したものです。

開催当日には、全体で73名の小学生が来校し、産技短の学生たちもボランティアのアシスタントとして加わり、とてもにぎやかな体験教室になりました。参加した子供たちからは、「楽しかった」、「また作ってみたい」との感想を多くいただきました。

■各科の教室の様子

○メカトロニクス技術科「モーターで走るキャタピラ車」
モーターで動くキャタピラ車を組み立てて、障害物のあるコースを走らせてみました。

メカトロニクス技術科「モーターで作るキャタピラ車」
メカトロニクス技術科「モーターで作るキャタピラ車」

 

○電子技術科「電子楽器をつくろう」
金属加工やはんだ付けを体験しながら、電子カリンバ(親指ピアノ)を作成しました。

電子技術科「電子楽器をつくろう」
電子技術科「電子楽器をつくろう」

 

○建築科「スライド式本立て」
のこぎりで木材を切ったり、金づちで釘を打ったりして、スライドして幅を変えることができる本立てを作りました

建築科「スライド式本立て」
建築科「スライド式本立て」

 

○産業デザイン科「低融点金属の鋳造によるアクセサリー」
いろいろな形を組み合わせた原型から鋳造用の特別な砂で鋳型を作り、金属を溶かして流し込んで、オリジナルのキーホルダーを作成しました。

産業デザイン科「低融点金属の鋳造によるアクセサリー」
産業デザイン科「低融点金属の鋳造によるアクセサリー」

 

○情報技術科「パソコンで作る面白グッズ」
パソコンで描いた絵や、デジカメの写真をデザインして、うちわや缶バッジを作りました。

情報技術科「パソコンで作る面白グッズ」
情報技術科「パソコンで作る面白グッズ」

 

若年者ものづくり競技大会の壮行式を行いました!

矢巾キャンパスでは、7月19日(水)に若年者ものづくり競技大会の壮行式を行いました。

第12回となる今大会は、愛知県を会場に8月3日から開催され、矢巾キャンパスの5科から、7職種の競技に選手が出場します。

壮行式には全学生が集まり、校長から各科の代表に激励の言葉が送られました。

校長から選手への激励
校長から選手へ激励の言葉が送られました

また、それぞれの選手が競技に向けた意気込みを述べてくれました。

意気込みを示す選手たち
大会に向ける意気込みを示す選手たち

 

参加選手

メカトロニクス職種

  • メカトロニクス技術科2年 角館 侑樹
  • メカトロニクス技術科2年 西野 勘汰
  • メカトロニクス技術科2年 小松 晨
  • メカトロニクス技術科2年 村塚 貫太

旋盤職種

  • メカトロニクス技術科2年 細川 廉

電子回路組立て職種

  • 電子技術科1年 高橋 健太

建築大工職種

  • 建築科2年 村野 敬太

ITネットワークシステム管理職種

  • 情報技術科2年 川村 大智

グラフィックデザイン職種

  • 産業デザイン科2年 菊池 雪野
  • 産業デザイン科2年 佐々木 花菜

ロボットソフト組込み職種

  • メカトロニクス技術科1年 遠藤 純平
  • メカトロニクス技術科2年 佐藤 駿

技能五輪予選に向け練習中

今年も電子技術科の2年生全員(21名)が、技能五輪予選に向けた練習を行っています。(写真1)

課題である「省エネコントローラ」を、4時間で組立・調整等を行います。

これは、技能検定2級「電子機器組立て」と同じ課題で、良い成績を得れば技能五輪全国大会2次予選に参加することができます。また、一定以上の成績で技能検定2級の実技が免除されます。

写真1 全体練習

 

写真2は建築科の実習ではありません。

省エネコントローラの内部には、電子回路基板とスイッチなどの部品を接続する電線があります。これを、あらかじめ適切な長さに切断し結束バンドで束ねてから配線接続します。

写真2 束線製作

写真の作業は、板に釘を打っているところですが、その釘に電線を引き回して束線(電線の束)を製作します。

写真3は今年度新しく購入したはんだごてです。

温度設定がこれまでより正確に設定できることや、使用しない時にはスリープモードで低温にすることができ、こて先の劣化が防げます。また、よりコンパクトで扱い易くなっています。

写真3 新規購入したはんだごて(HAKKO FX-951)

 

何とか全員合格できればと思います。

電子技術科卒業生が、岩手朝日テレビのミニ番組「シゴトバクラシバIWATE」で紹介されました

本校電子技術科 平成19年度卒業生 守屋 元雄さん(株式会社イーアールアイ(盛岡市上堂))が、岩手朝日テレビ のミニ番組「シゴトバクラシバいわて ~岩手で活きる。県内でイキイキ働く未来創造者たち~」で紹介されました。

守谷さんは、電子技術科で学んだ電子回路やプログラミング技術を生かし、希望郷いわて国体・いわて大会で活用されたBluetoothを使った無線通信機器などIT機器の設計・開発を行っています。

矢巾町の子ども会創作活動で学生がラジオ製作指導

矢巾町子ども会育成会連合会(白澤正彦会長)が主催する創作活動が、1月7日(土)に矢巾町公民館で行われ、本校から職員1名と学生6名を派遣し、ゲルマニウムラジオの製作指導を行いました。

ラジオ製作指導

この創作活動は、手芸、工作、陶芸、ロボット、そして本校が提案したゲルマニウムラジオの5コースが行われ、ラジオコースには10組の親子等が参加しました。

ゲルマニウムラジオは電源を必要とせず、電波だけで音声を鳴らします。矢巾町にはAMラジオの電波送信施設が2ヶ所(NHK、IBC)があるため、アンテナ線を用意すれば実用的な音量で聞こえます。

ラジオの製作は、コイルの自作と特性の測定、木の板に、コイル、バリコン、ダイオード、イヤホンを取り付け、用意したアンテナ線で放送を受信して動作確認するという流れで行いました。ラジオ製作

ラジオ製作

ラジオ製作

参加した学生は、その製作の全般を指導しました。最終的には、すべてのラジオを完成させ、動作確認を終えました。参加者のアンケートでも、その丁寧な指導に良い評価を頂きました。当コースに参加頂いた皆様、本当にありがとうございました。
ラジオ製作

ラジオ製作

ラジオ製作

そして、講師として参加した学生の皆さん(メカトロニクス技術科2名、電子技術科2名、情報技術科2名)、大変お疲れ様でした。

学生スタッフ

「技能証」交付、技能五輪(電子機器組立て職種)予選の成績優秀者に

平成28年度岩手県国際職業訓練競技会予選(技能五輪予選)電子機器組立て職種の成績優秀者7名に、「技能証」が交付されました。

交付された7名
「技能証」を交付された7名

この技能証を受けた人は、電子機器組立て職種2級及び3級技能検定の実技試験の全部の免除が受けられます。
残念ながら技能証を受けられなかった学生も含め、全員頑張りました。

技能五輪(電子機器組立て職種)予選に向けて特訓中!