「産業デザイン科」カテゴリーアーカイブ

おいしい東北 パッケージデザイン展2016で入選しました

東日本大震災の復興支援事業として、東北経済産業局が主催し、今年で3回目となるコンペ「おいしい東北パッケージ展2016」に、産業デザイン科から2年生3名、1年生6名、計9名が応募し、今回は過去最多の3名の入選となりました!

このコンペは全国のプロのデザイナー、そして学生を対象とし、東北で作られた10商品の中から選んだ商品のパッケージデザインを提案し、優秀賞は実用化を目指します。これまで13商品のパッケージデザインが実用化されています。

1年生はポスターの課題と平行しての作業でしたが、スケジュール管理の重要性や実際の商品のパッケージをデザインする難しさや楽しさを、身を持って感じることができたのではないでしょうか。

入選「イカメンチ揚げ(青森県)」2年 久松瑠宇
入選「イカメンチ揚げ(青森県)」2年 久松瑠宇

 

入選「伊達茶(宮城県)」1年 菊池雪野
入選「伊達茶(宮城県)」1年 菊池雪野

 

入選「純つばき油(宮城県)」1年 畑中紗希子
入選「純つばき油(宮城県)」1年 畑中紗希子

JAGDA岩手 復興応援グラフィック展で入賞しました

岩手県内でデザインを学ぶ学生を対象とした復興応援のためのポスターコンペ「JAGDA岩手 復興応援グラフィック展」が開催され、産業デザイン科 1年 菊池雪野さんの作品が入選しました。

今回のテーマは「元気」。菊池さんの作品は、野菜の写真を組み合わせて岩手の自然を表現しました。

このコンペは、11月3日(木・祝)に開催された「第4回 いわてデザインデイ」の中で授賞式が行われ、応募された作品が11月6日(日)まで盛岡市のアイーナにて展示されました。

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若年者ものづくり競技大会の表彰式を行いました!

矢巾キャンパスでは、9月21日(水)に、第11回若年者ものづくり競技大会の表彰式を行いました。

参加選手一同
参加選手一同

 

大会には、当校から7職種に12名の選手が参加し、このうち4職種の6名が入賞することができました。

表彰式では、岩手県職業能力開発協会の八重樫専務理事から入賞した選手に表彰状とメダルが授与され、千葉校長から講評がありました。

大会報告では、各選手から競技の様子や今後の抱負が述べられ、とくに来年の出場を目指す一年生たちは真剣な表情で聞いていました。

建築大工職種の競技の様子
建築大工職種の競技の様子

 

グラフィックデザイン職種の競技の様子
グラフィックデザイン職種の競技の様子

 

表彰対象者

  • 熊谷朋哉(建築科) 建築大工職種(銅賞)
  • 澤口加那子(産業デザイン科) グラフィックデザイン職種(銅賞)
  • 角舘侑樹(メカトロニクス技術科) ロボットソフト組込み職種(銅賞)
  • 笠原佑(メカトロニクス技術科) ロボットソフト組込み職種(銅賞)
  • 吉田優希(産業デザイン科) ウェブデザイン職種(敢闘賞)
  • 野田香衣(産業デザイン科) グラフィックデザイン職種(敢闘賞)

外国人アーティストによる特別講座を行ないました

9月5日(月)、スイス在住の建築家・アーティスト・デザイナーのアナ・ダプッツォさんによる特別講座を行ないました。

今回の産業デザイン科での講話とワークショップは、アートで東日本大震災の復興支援を続けたアーティストの作品を発表する「いわてアートプロジェクト2016」の活動の一環として行なわれたものです。

今回のテーマは「Dress House」ということで、1.2年生が参加した講話は建築とファッションの共通点についてのお話でした。アナさんが英語で話し、通訳の方が日本語訳してくださいました。英語で書かれたスライドには、授業にも紹介した建築家やデザイナーの名前がちらほら出てきていましたが…わかった人はいたでしょうか?

その後の1年生を中心としたワークショップでは2人一組になって、建物を想定した四角い箱の表面を、紙を折って作ったモジュールで装飾しました。私たち日本人にとっては「紙を折る」という作業は小さい頃から慣れ親しんでいるものですが、外国の人にとっては「Amazing!」と思えるようで、アナさんは作業が終わった後の作品を丁寧に撮影していました。

産業デザイン科では建築もファッションも直接は扱いませんが、問題を解決するための考え方にジャンルの違いは関係ありません。学生のみなさんが、今回の特別講座を通して何らかの刺激を受けたのであれば幸いです。

最後に、このような貴重な機会を与えてくださった、いわてアートプロジェクトの関係者のみなさんに、お礼を申し上げます。

一番右がアナさん。彼女が着ている服は折り紙をモチーフにしているそうです
一番右がアナさん。彼女が着ている服は折り紙をモチーフにしているそうです
ワークショップ。どんな建物になるのでしょうか
ワークショップ。どんな建物になるのでしょうか
普段の授業よりも、生き生きと楽しそう…?
普段の授業よりも、生き生きと楽しそう…?

楽園祭に向けての準備をしています

産業デザイン科の学生たちは、9月17日(土)・18日(日)(水沢キャンパス)と10月29日(土)・30日(日)(矢巾キャンパス)の楽園祭に向けて、着々と広報の準備を進めています。

今から楽園祭の準備なんて早いような気もしますが、イベント告知のためにポスターやホームページなどは開催前に完成していなければならないため、早めに準備をするのです。

夏休み中のある日、他の科のみなさんに協力してもらい、ポスターやホームページに使用する写真の撮影を行いました。真夏日の一番気温の高い時間帯を狙っての撮影でしたので、作業着・ヘルメット着用の建築科や、昼間に屋外に出ることがほとんどない産業デザイン科・情報技術科の方々には、ジリジリとした日差しが辛かったかと思います。

アートディレクターの無茶振りにも快く応じてくださったみなさま、本当にありがとうございました。どんなポスターに仕上がるか、お楽しみに!

カメラを見て楽しそうに! と言われても、この暑さではとても楽しそうにできませんよね…
カメラを見て楽しそうに! と言われても、この暑さではとても楽しそうにできませんよね…

矢巾キャンパスの第2回オープンキャンパスを開催しました!

矢巾キャンパスでは、6月に引き続き、7月23日(土)に今年度第2回目のオープンキャンパスを開催しました。

今回は午前の部、午後の部合わせて、184名の皆さまに見学していただきました。

↓全体説明会の様子全体説明

↓メカトロニクス技術科の見学メカトロニクス技術科

↓電子技術科の見学電子技術科

↓建築科の見学建築科

↓産業デザイン科の見学産業デザイン科

↓情報技術科の見学情報技術科

↓学生寮の見学研修寮

今回で今年度のオープンキャンパスは終了ですが、学校見学も随時受付しておりますので、お気軽にご連絡ください。

企業見学に行ってきました

7月12日(火)、産業デザイン科の1・2年生と教員の47名で、企業見学に行きました。この日は朝から晴れて絶好の企業見学日和でした。訪問先は川口印刷工業(株)、八幡平市安代漆工技術研究センター、オノデラサイン(株)の3カ所です。

最初の見学先は盛岡市の南インターチェンジのそばにある、川口印刷工業(株)です。東北各地、そして東京に営業所を構えており、岩手県内のみならず東北そして首都圏の印刷物を広く手がけています。その印刷物を生産する心臓部である工場を印刷工程に沿って見せていただきました。古い機械を見て、学生よりも目をキラキラさせていた教員も…。

こちらには産業デザイン科の卒業生も多く在籍しており、印刷工場見学の後は先輩たちのお話を聞くことができました。

今年卒業した先輩から後輩たちへ
今年卒業した先輩から後輩たちへ

高速道路を北上して、次の見学先の八幡平市安代漆工技術研究センターへ。この施設では2年間の研修期間で木地制作から下地、漆精製、塗り、加飾など、漆工に関する実践的な指導を行い、塗師を育成しています。伝統を受け継いでいくためには日常生活で使われる製品を提供し続けること、そして確かな技術が必要なことを学びました。

研究センター内は塗りの部屋の他に、加工などを行う部屋があります
研究センター内は塗りの部屋の他に、加工などを行う部屋があります
漆の魅力に釘付け!
漆の魅力に釘付け!

その後は徒歩で移動して、研究センターのそばにある安代塗漆器工房へ。安代塗の滑らかな美しさにうっとりし、その後見学した八幡平市博物館では甲冑や刀に目が釘付けになっていた学生もちらほら。

新安比温泉で昼食をいただいた後は、高速道路をさらに北上して二戸市のオノデラサイン(株)を見学させていただきました。  印刷には様々な方法がありますが、こちらでは昇華型プリンターを使って布に印刷をし、のぼりや店内装飾用のフラッグ、タペストリーなどの製品をメインに作っています。「みなさんも一度や二度、当社で手がけたものを見たことがあるかもしれません」と社長がおっしゃるように全国規模の仕事を手がけている会社です。誰もが驚くような仕事の裏には、それを続けるための技術力、そしてどんな要望にも応えられる体制作りが必要であることを教えていただきました。

その後は二戸市シビックセンター内の福田繁雄デザイン館を見て、二戸市の産業振興部の方から二戸市の漆産業の取り組みのお話を伺い、高速道路を一気に南下して、帰路につきました。

様々なものづくりの現場から、高いクオリティの製品を安定して提供し続けるため、それぞれに努力を重ねていることを学んだ企業見学でした。

最後に、今回の企業見学にご協力いただいた企業、施設の皆様、お忙しい中でのご対応ありがとうございました。

八幡平市博物館前で。日差しは強いですが安代の風はさわやかでした
八幡平市博物館前で。日差しは強いですが安代の風はさわやかでした

矢巾キャンパスのオープンキャンパスを開催しました!

矢巾キャンパスでは、6月19日(日)に今年度第1回目のオープンキャンパスを開催しました。

オープンキャンパス1

全体説明会のあと、全5科を見学する「全科コース」と、集中的に1科を見学する「希望科コース」に分かれて見学していただきました。

午前の部、午後の部合わせて、112名の皆さまに見学していただきました。

↓全体説明会の様子

全体説明の様子

↓メカトロニクス技術科の見学

メカトロニクス技術科の見学の様子

↓電子技術科の見学

電子技術科の見学の様子

↓産業デザイン科の見学

産業デザイン科の見学の様子

↓建築科の見学

建築科の見学の様子

↓情報技術科の見学

情報技術科の見学の様子

↓学生寮の見学

学生寮の見学の様子

第2回オープンキャンパスは、7月23日(土)に開催いたします。是非お越しください。また学校見学も随時受付しておりますので、お気軽にご連絡ください。

岩手県歯科医師会 創立100周年記念ロゴに選ばれました

産業デザイン科では、実習課題以外の制作の機会としてコンペへ参加し、スキルアップに励んでいます。

先日、岩手県歯科医師会主催の「岩手県医師会創立100周年記念ロゴデザイン」に1年生3名が応募し、三浦多恵さん(盛岡四高卒)の作品が最優秀賞に選ばれました! 6月5日(日)に盛岡の「8020プラザ」で開催された「第11回8020健康フェスタ」で採用ロゴの発表と授賞式がありました。

「Adobe Illustrator」で作成したデータでの応募ということで、まだソフトの使い方を学び始めたばかりでしたが、短い制作期間の中で諦めずによくがんばりました。なお、他の2名は優秀賞に選ばれました。

これからもいろんなことにチャレンジして、腕を磨いてほしいですね。

賞状と記念品が手渡されます
賞状と記念品が手渡されます
左がロゴの作者の三浦さん。記念ロゴは約1年間使用されます
左がロゴの作者の三浦さん。記念ロゴは約1年間使用されます

授業が始まりました

各科で新入生を迎え、新たな気持ちで授業がスタートしています。産業デザイン科でも新年度の授業が本格的に始まりました。

デザインというと、絵を描いたりパソコンに向かって何かを作っているイメージがあると思いますが、実は、作る以外の時間も多いのです。デザインのアイディアを得るためには、現状の調査や分析が必要です。1年生からその手法を学び、課題を通してデザインの流れを一通り体験し、1年の後期から3つのコースに分かれて専門的な実習を行います。実習課題の最後の方にはプレゼンテーションの時間もあり、自分が作ったものについて教員や同級生の前で説明をします。

現在進めている2年生のグラフィックコースの課題は、産技短の学生募集ポスター。出来上がったものは岩手県内の各高校などに掲示される予定です。どんなものができあがるか、楽しみですね。

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1年生の「デザイン概論(演習)」マインドマップで自己紹介
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2年生の「製品デザイン応用実習」調査を元に現状を分析。
これがポスターのアイディアにつながるのです