令和5 年1月5 日(木)、奥州市前沢地区センターで行われた「令和5年新春小正月行事」にお伺いして「ものづくり体験教室」を開催、地域の小学生16人に参加いただきました。
今回は「ハート形の木製小物入れ」の装飾にチャレンジしてもらうという内容で、使用した小物入れは建築設備科の学生が訓練で使用した木材などの廃材を再利用し、生産技術科の教員がレーザー加工機で製作しました。
初めにウレタンの中敷きを入れ、各自が選んだ端切れを型どりし、小物入れの蓋に装飾を施しました。
側面は、シールやマスキングテープ、サインペンなどを使って思い思いのデザインに。
1時間ほどで世界で一つだけのオリジナル小物入れが完成し、皆の笑顔が溢れました。
このほか、小正月行事として、みずき飾りや餅まきもあり、皆さん楽しんでいる様子でした。
参加者の皆さん、そして御協力いただいた前沢地区センターの皆さん、ありがとうございました。
矢巾キャンパスでは、7月26日(水)に、夏休みものづくり体験教室を開催しました。
この体験教室は、子供たちにものづくりの楽しさを知ってもらうために、矢巾キャンパスの5つの科がそれぞれの専門分野に関連する課題を企画して、矢巾町内の小学生を対象として夏休み期間に合わせて実施したものです。
開催当日には、全体で73名の小学生が来校し、産技短の学生たちもボランティアのアシスタントとして加わり、とてもにぎやかな体験教室になりました。参加した子供たちからは、「楽しかった」、「また作ってみたい」との感想を多くいただきました。
■各科の教室の様子
○メカトロニクス技術科「モーターで走るキャタピラ車」
モーターで動くキャタピラ車を組み立てて、障害物のあるコースを走らせてみました。
○電子技術科「電子楽器をつくろう」
金属加工やはんだ付けを体験しながら、電子カリンバ(親指ピアノ)を作成しました。
○建築科「スライド式本立て」
のこぎりで木材を切ったり、金づちで釘を打ったりして、スライドして幅を変えることができる本立てを作りました
○産業デザイン科「低融点金属の鋳造によるアクセサリー」
いろいろな形を組み合わせた原型から鋳造用の特別な砂で鋳型を作り、金属を溶かして流し込んで、オリジナルのキーホルダーを作成しました。
○情報技術科「パソコンで作る面白グッズ」
パソコンで描いた絵や、デジカメの写真をデザインして、うちわや缶バッジを作りました。
7月27日 (水) 小学生対象の夏休みものづくり体験教室を開催しました。当日は79名の小学生が参加し、5つのコースに分かれてものづくりを楽しみました。
岩手県立産業技術短期大学校のイベントや取組みについてご紹介します。