Honda エコマイレッジチャレンジ 2018 全国大会 参加報告

前回のブログで「さぁ、今年はどんなドラマが待っているのでしょう!」と書きましたが、これ書くとホントにドラマがあるのでこれからは書かないことにします…。

出発2日前の9月26日に最後のテスト走行をしていた時のことです。ちょうど副校長が通りかかり「おっ、走ってるね。週末の大会がんばって!」と激励をいただいた数分後のことです。「バキッ、カラカラ」と音がしたかと思うと前に進まなくなりました。駆動周りを調べてみると、駆動輪に自転車の内装変速ギヤを使っていますが、そのハブ内の噛み合う山の部分と内装ギヤの爪が摩耗していたり欠けている部分が見つかりました。これが原因で空回りしていたのです。幸い予備部品があったので出発前日に交換することができました。今思えば本番ではなく、この時に壊れたのはラッキーでした。

それではダイジェストで報告したいと思います。

9月29日車検・練習走行日

今年は部員全員チームつなぎを着用して臨みます。

なんと!台風の影響で練習走行が決勝に。つまり一発勝負ということです。

車検に向けて準備中!

これから車検に向かいます。

車検が始まりました「ここタイラップで止めておいてね」

ドキドキのブレーキ検査も一発合格

いよいよ走行です。ドライバーがマシンに乗り込みます。

待機エリアでスタートを待ちます。

順調に走行!・・・・と思いきや、ペースがだんだん落ちてきて1分以上の遅れが生じてきました。それでもチーム員がタイムと走行の指示を頻繁にドライバーに送りました。

チーム員とドライバーの努力によりなんとか規定時間内にゴールすることができました。

無事ゴール。ほっとし皆でピットに向かいます。

大学・短大・専門学校部門74台中28位。記録282.659km/ℓ。完走33台、リタイヤ41台という厳しいレースでした。ペースが上がらなかった理由はブレーキの引きずりが生じていたためでした。

最後は、応援に来ていただいた盛岡藩カブの皆さんと一緒に記念撮影しました。

今回の大会参加は、練習走行無しの決勝走行ということで、信頼性のある車両を確実に走行させられるチーム力がいかに大事であるかということを実感することができました。学生にとってはとても有益な経験でした。この経験を今後に活かして欲しいと思います。

ご支援いただきました岩手県ホンダカーズ様、応援・サポートに来ていただいた盛岡藩カブの皆様、本校教育研究振興会・後援会・同窓会の皆様どうもありがとうございました。