「建築設備科」カテゴリーアーカイブ

小型移動式クレーン運転技能講習が実施されました。

去る9月12日(火)から14日(木)にかけて、小型移動式運転技能講習が実施されました。建築設備科2年生19名が講習会を受講しました。この小型移動式クレーンは釣り上げ荷重が1トン以上5トン未満の移動式クレーン運転の業務作業に従事することができるものです。

天気も良く、実技講習会も充実したものとなりました。

 

指導受けながら実技に挑戦しています

現場見学を実施しました。

建築設備科2年生(19名)は、去る9月1日(金)に現場見学を実施しました。

場所は、奥州市総合体育館(Zアリーナ、平成9年竣工)で、体育館に付属する空調、給排水設備、建築設備関連の機械や建築構造等を見学することができました。

アリーナの天井裏の様子です。下に体育館の床が見えます。
アリーナ奥上部に見える反射板の裏に入り、設備機器等を上部から見学しました。

 

管工事に関する研修会(秋季現場研修)に参加しました。

平成29年8月30日(水)に(一社)岩手県空調衛生工事業組合主催の研修会(秋季現場研修)に建築設備科2年20名と引率職員2名で参加しました。

午前中の研修では「紫波中央駅前オガールエリアにおける木質バイオマス地域熱供給の取組みについて」を座学研修とエネルギーステーション見学等により実施しました。

学校の実験で実施した吸収式冷温水機が用いられていました。

午後は「岩手県立療育センター及び岩手県立盛岡となん支援学校新築(衛生設備)工事」の現場研修を実施しました。

現場に入る前に座学研修中です。衛生設備の現場代理人には当科の卒業生が担当していました。
なかなか見ることのできない手術室を見せて頂きました。室内に外気が入らないように正圧にする仕組みを教えて頂きました。
テレビドラマで見る手術時間、麻酔時間はこれで見るんですね。
体育館も見せて頂きました。
体育館のスプリンクラーヘッドは利用者から見えない、そしてボール等がぶつかって誤作動しない工夫がされていました。
治療にも利用するプールも見学させて頂きました。水深が普通のプールより深かったです。

なお、午後の現場研修先では当科の卒業生が4名が働いており、将来の自分像と重なる部分があったことと思います。

やはり今年もやりました!技能五輪、必勝祈願登山!!

平成29年8月4日(金)に、奥州市胆沢区にある焼石岳にて登山を行いました!

この登山目的は平成29年11月24日(金)~27(月)開催、第55回全国技能五輪大会とちぎ大会配管職種の『必勝祈願』です。

参加者は宮副校長、選手育成指導員の齊藤理先生、下村信人選手と菅原楓選手を含む建築設備科学生7名、他職員2名の計11名です。

中沼登山口駐車場にて、各々登山への意気込みを一言の場面
女性陣も頑張ります!
足元に気を付けて歩く、歩く♪

当日の早朝は霧雨でしたが登山開始時には雨が止み、暑過ぎない気候と共に山道の状況が良く、絶好の登山日和でした。

登山者を迎えてくれる花達は、見ているだけで癒されました。道中に残雪を発見!
厳しい道も乗り越えて…

全員無事に登頂することが出来ました!!

頂上での集合写真
ゴムボートレースのタオル、アピールバージョン!

齊藤理先生と下村信人選手はペアを組み、ボートレースの大会に挑戦しています。

頂上(標高1,548m)での絶景

頂上では奇跡的に霧が晴れ、絶景を眺める事が出来ました。さらに道中では美しい鳥に遭遇するなど、今回の登山では沢山の「運」に恵まれました。きっと皆さんの日頃の行いが良かったのでしょうね!

学生は頂上でキャッチボールをしていました♪
下山後半の場面

そして無事に下山!

齊藤理先生の見事なリーダーシップにより、終始安全を確保しつつ先導して頂きました。しっかりとチームワークが構築され、掛け声と笑い声が絶えない11人のパーティーでしたね!

選手は改めて精神力・忍耐力を鍛える事が出来ました。登頂した達成感を胸に抱き、大会当日も「頂(いただき)」を目指して御活躍下さい。心から応援しています!!

なお、今回の登山は宮副校長の祝還暦の意味も込めて登りました。

夏季特訓を終えました!!

第55回技能五輪全国大会が11月24日(金)から27日(月)に栃木県で開催されます。当校建築設備科2年の下村信人選手と菅原楓選手が配管職種に出場します。練習は5月のGW明けから実施していますが、普段は放課後中心の練習となるため、夏休み中が特訓のチャンスとなります。夏休み中はお盆期間を除いて毎日9:00~17:00まで練習しました。夏休みの前半は実習場内は暑くて大変でしたが、後半は涼しくなり作業しやすかった印象です。

下村選手の練習風景
菅原選手の練習風景

なお、練習場所に飲み物等を差し入れして頂いた職員及び学生に深謝します。今後は9/30(土)、10/1(日)に開催される楽園祭に向けて練習を強化していきます。応援宜しくお願いします。

「小型車両系特別教育」が実施されました。

去る、平成29年7月24日(月)、25日(火)の2日間にわたり、建築設備科1年生(24名)を対象に「小型車両系特別教育」を、(株)クボタ建機ジャパン盛岡営業所に依頼して実施しました。受講生は、1日目が学科(小型車両の一般的操作方法、関係法令等)を学び、2日目は実技(基本走行、応用走行等)を行いました。小型機械はバックホウとホイルローダーでしたが、受講生たちは慣れない機械操作に苦戦しながらも、徐々にコツをつかみ、既定の教育を修了することが出来ました。修了した学生には、小型車両系(3トン未満)の修了証書が交付されます。

                     バックホーの点検研修中です。
              ホイルローダーの運転装置の確認をしています。

銅管を寄贈していただきました

11月の技能五輪全国大会に向けて夏休みも練習に励んでいる選手のために、伸和ハウス株式会社様より配管材料の銅管15Aと20Aを寄贈していただきました。

配管職種では銅管をバーナーであぶって曲げるという課題があり、この曲げ課題の出来が評価の大きなポイントとなります。そのため、少しでも課題の精度を上げようと繰り返し課題練習に取り組んでいます。選手たちは寄贈を受けた銅管を使うことで図面指示のRに近づけられるように練習することができます。

5月から始めた練習もそろそろ折り返しです。暑さも厳しくなって疲れも出てくるかと思いますが、体調に気を付けて練習に励んでもらいたいものです。

競技課題の説明
寄贈していただいた銅管
激励された選手達

エフエム岩手ラジオ出演の収録を行いました。

2017年7月13日(木)の16:00から平成29年度建設業イメージアップ事業に係るラジオ出演の収録を行いました。事業名は「らじこ~(Radio+学校)」です。

第55回技能五輪全国大会配管職種に出場する建築設備科2年の下村信人選手と菅原楓選手が出演しました。

収録前には技能五輪の練習場所で銅管の手曲げ加工を実演しました。その後、会議室に移動して収録となりました。

インタビューの内容としては「産技短水沢校の紹介」「普段の勉強」「建設の勉強を目指したきっかけ」「将来の夢」「技能五輪全国大会」について等を明るく楽しくトークしてました。

二人ともハキハキと対応してました。
MCのまつみたくやさんは学生が話しやすく楽しい雰囲気を作って頂きました。

なお、今回収録された内容はエフエム岩手で2017年8月16日(水)の12時45分~12時55分に放送されるので皆さん聴いて下さい。

今年の五輪選手(配管職種)のテーマソングもリクエストしちゃいました。何なんだろう。。。

写真を提供して頂きましたシナプスの山根 啓州様大変ありがとうございました。

第17回最上川フェスタ2017・最上川ゴムボート川下り大会に出場

2017年7月9日(日)に開催された第17回最上川フェスタ2017・最上川ゴムボート川下り大会に第55回技能五輪全国大会配管職種に出場する建築設備科2年の下村信人選手と選手育成担当の齊藤理先生がペアを組み出場しました。また建築設備科2年の2名も一緒に出場しました。

当日の朝4:00に水沢校を出発し、山形県中山町せせらぎ公園に7:20頃到着しました。建築設備科からは選手と応援団の総勢8名で参加しました。

水沢校建築設備科 選手及び応援団 出廷前集合写真
スタート地点

母なる川、最上川を4.2kmのレース区間を懸命に漕ぎました。

 

齊藤・下村ペア
高橋・吉野ペア

結果は齊藤・下村ペアが一般部門で3位入賞しました。ちなみに高橋・吉野ペアは4位でした。

3位入賞賞状

選手の皆さんお疲れ様でした。応援に来てくれた建築設備科の学生さんありがとうございました。次は北上川で頑張りましょう!!

建築設備科:事業所見学に行ってきました

生産技術科、産業技術専攻科、メカトロニクス科のみなさんよりも早い事業所見学なのにすっかり報告が遅くなってしまいました…。

平成29年5月12日、建築設備科1、2年生と副校長及び建築設備科職員合わせて51名で事業所見学に行ってきました。

行き先は、岩手県企業局が運営する第二北上中部工業用水道の相去浄水場及び金ヶ崎ろ過施設です。

こちらの施設は昭和56年1月に相去浄水場が一部供給を開始し、さらに半導体製造企業向けにより濁度の低い処理水を供給するために昭和60年1月に金ヶ崎ろ過施設より供給を開始しました。現在、処理された工業用水は、岩手中部(金ヶ崎)工業団地の立地企業に向けて供給されています。

フロー図で施設の概要説明を受ける

まず、企業局の方に施設の概要を説明していただきました。北上川から取水した水を沈砂池(大きなゴミや砂を処理)→混和池(薬品注入・攪拌)→沈澱池(薬品で固まった細かいゴミを処理)→金ヶ崎ろ過施設へ送水するといった手順で処理しています。

また、沈澱池で沈んだ汚泥は、加圧脱水された後に天日乾燥してから焼却されてコンクリートの原料になります。

北上川より取水塔で取水

 

沈澱池の掻き寄せ機で浮いた汚泥を沈める

相去浄水場で処理された水は金ヶ崎ろ過施設に送られ、さらに処理されます。こちらの施設では、緩速ろ過器と急速ろ過器があり、それぞれのろ過方法について説明を受けました。

急速濾過器で細かいゴミを取り除く

飲用水用に消毒はしていないので飲むことはできないのですが、上水と同等の色度、濁度まで処理されます。

普段はあまり意識することのない工業用水ですが、どのようにして作られているのか、そしてその施設はどのように運営されているのかを実際に目にすることで座学だけではイメージしづらい部分も理解しやすくなったはずです。

施設見学の後は毎年恒例の交流BBQです。

昨日までの雨の影響もなくすっきりと晴れ渡った空のもと、今年は北上市の男山にある憩いの森にて交流BBQです。

2年生主導で進められたBBQですが、今年は人数が多いので食材も多めに用意していたにも関わらず、火おこし開始から1時間ほどで食べきってしまいました。

火おこしが早いグループは早速食べ始めています
焼けたものからどんどんおなかに納まっていきます
1年生も2年生も先生も交えての交流です

 

事業所見学を通して、2年生は授業の復習、1年生はこれからの授業のイメージを掴んだのではないでしょうか。