電子技術科2年生、第53回技能五輪全国大会予選に挑戦

6月19日(金)に、電子技術科2年生21名が第53回技能五輪全国大会「電子機器組立て」職種にチャレンジしました。受験した学生全員が打切り時間(4時間半)以内に提出することができました。

以下が今回の検定課題「省エネコントローラ」の完成品写真です。P1100142

 周囲の明暗と人の有無をセンサで感知して、スイッチをオン・オフする機器です。

製作作業は4時間にもおよびます。また、作業中のミスは、機器の不動作や動作不良につながってしまうので、作業中は集中力を持続させる必要があります。完成した頃にはみんなヘトヘトの状態になります。

この予選会で一定以上の成績を修めると「技能証」が交付され、技能検定電子機器組立て(2級)実技試験の免除を受けることができます。P1100136

 電子技術科では例年の取組みとして、技能検定電子機器組立て(2級)の実技試験課題の製作実習を1年生の前期と2年生の前期に2回に分けて行っています。

1年生の実習では、電子部品の取扱い、ハンダ付け作業、電子機器組立て作業の基本を学びます。
2年生の実習では、早く正確に、なおかつ綺麗に機器製作できることを目指して練習し、総仕上げとして技能五輪全国大会予選(「電子機器組立て」職種)にチャレンジすることにしています。

結果発表は約3カ月後になります。日頃の努力が報われる事を期待したいと思います。