技能五輪国際大会 金メダリストが講演

12月21日に岩手県滝沢市出身で第44回技能五輪国際大会で金メダルを獲得した、株式会社デンソー(本社:愛知県刈谷市)の最上拓さんが来校され、学生たちに講演をしていただきました。

講演会の様子

最上さんは技能五輪全国大会が岩手県で行われたとき技能五輪のポスターを見て興味を持ち、中学校卒業と同時にデンソー工業学園へ進学したそうです。

その後、見事、精密機器組立職種の選手になり、全国大会へ参加しましたが、銅賞という悔しい結果に終わり、指導員への道へと進みましたが、その後、製造チームチャレンジ職種の選手として国際大会へ出場するチャンスをつかみ、今年10月にアラブ首長国連邦で行われた国際大会で、見事、金メダルを獲得したそうです。

関係者と記念撮影

 

講演では、技能五輪出場に至った経緯や勝つことの難しさなどをお話しいただき、講演後の質問時間では学生からたくさんの質問が投げかけられました。

金メダルを獲得したロボット
ロボットに群がる学生たち

また、講演後には実際に製作したロボットに触れる機会も設けられ、学生たちは興味を持って最上さんと交流していました。このロボットと同じようなものを卒業研究で作っている学生もおり、何かヒントを得たようです。

最上さん、ありがとうございました。