第9回若年者ものづくり競技大会「電子回路組立て」職種の様子

 今年度の「電子回路組立て」職種には、北海道から九州まで20施設から26名が参加しました。当校からは、電子技術科1年佐々木望君が参加しました。電子技術科としては初めての1年生選手となります。

競技前の自己紹介

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 競技前日は、事前説明・工具展開・部品展開となっており、各選手はそれぞれPCやハンダゴテなど使用する機器・工具等を、作業しやすい環境に整えます。

 競技は、予定通り8時50分から開始されました。製作課題は昨年度の大会と同じ内容で、2色ドットマトリックスLED、LCDキャラクターモジュール、ロータリーエンコーダなどの入出力装置とZigBee無線モジュールを用いた専用基板の製作にとりかかりました。

製作課題

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 佐々木君は、大きなトラブルもなく基板の製作を進め、動作確認を無事終了しました。

   基板製作の次は、当日公表された競技課題の「動作モード」のプログラム作成です。
具体的には、C言語でPIC(Peripheral Inteface Controller)用の制御プログラムを作成します。
今回は、組立て基板に外部装置を接続して動作させる課題も出題され、昨年度に比べるとフレキシブルな対応が求められるものでした。

大会本番中 電子技術科 佐々木選手(中央)

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   佐々木君は、残念ながら入賞することができませんでしたが、基板作成の完成度は昨年度より高かったようです。
本人からは、「機会があれば来年も挑戦してみたい。」とのコメントがありました。