建築科でグラウンド脇に六角東屋を造りました。学生等の交流の場、休憩スペースとしても使用出来るもので、学生の手造りによるものです。
昨年度(平成26年度)の卒業研究において当時の男子学生3名が設計・施工を行いました。六角の特徴的な形とすることにより利用者が椅子に座った時、向き合うことができるようになっており、憩いの場として利用してもらうことを想定しています。
設計施工した学生
昨年度末に岩手県民会館で行われた「産技短展」においても展示されたものです。
産技短展での六角東屋
実習教材として実際の工事を学生が行いました。
設置前
工事の状況
工事の状況
工事の状況
女子学生も含め皆でヘルメットを被り一生懸命に取り組んでいます。何も無かったところにひとつの建物を造ることでやりがいを感じていたようです。
完成した六角東屋
立派な憩いの場として六角東屋が完成いたしました。建築科では、実際にものを造る実習等をとおして、ものづくりの楽しさや、時には厳しさを学んでいます。
10月3日(土)、10月4日(日)は楽園祭が行われます。どうぞふるって六角東屋をご利用ください。
エコラン部の活動報告です。いよいよ9月になりました。大会まであと2週間です。昨年はドライバーの身長が高いためカウル(ボディ)に収まり切れず、やむを得ずカウル未装着での出走でしたが、今年はちゃんとカウルを装着して出走できそうです。しかし、車両とカウルに不具合が生じたので、部員総出で整備中です。その甲斐あって来週にはカウルを装着してのテスト走行ができそうです。そして、今年は盛岡のスーパーカブ愛好家の方々がもてぎまで応援に来て下さるとのことです。ありがたく、そして、とても心強いです!

補足、エコランの大会の前に期末試験があります。赤点とった人は「もてぎ」行けないからね。
7月28日(火)・29日(水)に山形市で「第10回 若年者ものづくり競技大会」が開催されました。この競技大会は技能を習得中の企業等に就業していない20歳以下の若年者が対象で、様々な職種で技能を競います。産技短からはメカトロニクス職種、機械製図(CAD)職種、電子回路組立て職種、建築大工職種、ITネットワークシステム管理職種、そして産業デザイン科からはウェブデザイン職種とグラフィックデザイン職種に出場しました。
28日の朝。バスに乗り込みます
28日の朝に選手と引率の教員を乗せて短大を出発したバスは、お昼過ぎに山形市に到着。この日は会場の下見と課題の説明などが行われました。
この会場では4つの職種の競技が行われました
グラフィックデザイン職種はこの日に正式な課題内容が発表になるため、その後にデザイン案を検討し、大会当日はデータ制作を行うという流れになっています。普段の課題ではデザイン検討に数日間かけていますが、大会では一晩しかありません。ホテルに戻ってからも選手たちはよりよいデザイン案を練り続けます。
29日の大会当日は天気もよく、暑くなりました。多くの人が見ている中、8時過ぎに競技開始です。大会本番では前もって検討したデザイン案をもとに、データを制作します。実務に即した競技内容なので、想定されたクライアントへ訴求できるデザイン、そして正確なデータ作成が求められます。緊張を感じる間もなく、競技時間いっぱい、ひたすらデータ制作は続きます。
ウェブデザイン職種
グラフィックデザイン職種
競技終了後は、競技委員や他の選手、観客の前でのプレゼンテーションです。作品を提示しながらどのような意図でデザインを行ったか、説明やアピールをします。ここが緊張のピークだったと思いますが、他の選手の作品を見たり競技委員からの今後のデザインに役立つようなお話を聞いて、刺激を受けたようです。
選手のみなさんのこれまでの練習の成果が、大会で発揮できたと信じています。結果はすでに大会の公式サイトで発表になっておりますが、改めてこちらのブログでも発表いたします。
最後に、選手を支え応援してくださった皆さま、ありがとうございました!
平成27年7月29日(水)9時から、矢巾町内の小学生を対象とした「夏休みものづくり体験教室」を開催しました。
電子技術科では、「壁づたいに動き回る玩具」の製作を行いました。
たくさんのご応募をいただきましたが、先着者20名様限定とさせていただきました。ご応募いただいたにも関わらず参加できなかった方、申し訳ございませんでした。

慣れない作業で参加者のみなさんも最初はおっかなビックリな様子でしたが、ボランティアスタッフ(電子技術科学生10名)がお手伝いし、90分ほどで全員が完成させることができました。

電子技術科では、学園祭(10月3日&4日)でも電子工作キットの製作指導を行う予定です。是非遊びに来てください。
矢巾キャンパスでは、7月25日(土)に今年度第2回目となるオープンキャンパスを開催しました。
全体説明会の後、全5科を見学する「全科コース」と、1科を集中的に見学する「希望科コース」に分れて見学していただきました。
午前の部、午後の部合わせて、183名の皆さまに見学していただきました。
↓全体説明会の様子
↓見学の様子(メカトロニクス技術科)
↓見学の様子(電子技術科)

↓見学の様子(建築科)

↓見学の様子(産業デザイン科)

↓見学の様子(情報技術科)

↓学生寮の見学の様子

今年度のオープンキャンパスは終了しましたが、学校見学も随時受付しておりますのでお気軽にご連絡ください。
7月1日から7日までの全国安全週間の一環として「安全標語」、その他、本校独自の取り組みである、あいさつ運動の推進として「あいさつ標語」、エコオフィス活動の推進として「節電標語」について、学生が応募する標語コンクールを行いました。
応募数200点を超える中から選ばれた入賞作品は、次のとおりです。入賞作品については、校内に掲示し、学生及び教職員向けに意識啓発の一翼を担います。
▪️「安全標語」
- 金賞「大丈夫 過信が生み出す 大惨事」
建築科1年 遠畑 雄太
- 銀賞「危険予知 守れる自分と 仲間の命」
情報技術科2年 佐々木 啓
- 銅賞「思い込み その判断が 事故の元」
建築科2年 木村 智洋
▪️「あいさつ標語」
- 金賞「ハイどんどん 朝のあいさつ わんこ盛り」
産業技術専攻科 宮里 沙夏
- 銀賞「おはようの トライを決めよう 朝一番!!」
メカトロニクス技術科2年 岡村 佑也
- 銅賞「あいさつで 笑顔あふれる 産技短」
建築科2年 新山 沙紀
▪️「節電標語」
- 金賞「電気問う 私の休日 いつですか?」
産業技術専攻科 松田 拳
- 銀賞「電気消し つけるあなたの エコ心」
産業デザイン科2年 橋本 徹哉
- 銅賞「節電で 未来へ繋ぐ エネルギー」
メカトロニクス技術科1年 須藤 亮浩
▪️表彰式(6月30日)の様子
馬場校長より、入賞者へ賞状と副賞の授与。その後は、校長から「標語は、固いイメージがあるが、みなさん斬新なアイデイアで標語を作成し結構な作品となった。今後も、この経験を通して充実した学校生活を送ってほしい。」とのコメントをいただき、記念撮影。
表彰式の様子
「安全標語」の入賞者
「あいさつ標語」の入賞者
「節電標語」の入賞者
メカトロニクス技術科では、実習や実験の時によく「紙ウエス」というものを使います。これで油汚れなどを拭き取ったりします。 数か月前、残りが少なくなったので、新しいものを注文したら箱の中にキャンペーンの応募はがきが入っていました。せっかくだからと何の気なしに応募したら・・・。
何と当たっちゃいました。
使うのがもったいないので食器棚に飾ってますが、メカトロニクス技術科にいらっしゃったお客様にはこちらでお茶をお出ししたいと思います。校内の職員のみなさんも気軽に遊びに来てね。
矢巾キャンパスでは、6月21日(日)に今年度第1回目のオープンキャンパスを開催しました。

全体説明会の後、全5科を見学する「全科コース」と、1科を集中的に見学する「希望科コース」に分れて見学していただきました。
午前の部、午後の部合わせて、123名の皆さまに見学していただきました。
↓全体説明会の様子
↓見学の様子(メカトロニクス技術科)
↓見学の様子(電子技術科)
↓見学の様子(建築科)
↓見学の様子(産業デザイン科)
↓見学の様子(情報技術科)
↓学生寮の見学の様子 
第2回オープンキャンパスは7月25日(土)に開催いたしますので是非お越しください。また、学校見学も随時受付しておりますのでお気軽にご連絡ください。
6月19日(金)に、電子技術科2年生21名が第53回技能五輪全国大会「電子機器組立て」職種にチャレンジしました。受験した学生全員が打切り時間(4時間半)以内に提出することができました。
以下が今回の検定課題「省エネコントローラ」の完成品写真です。
周囲の明暗と人の有無をセンサで感知して、スイッチをオン・オフする機器です。
製作作業は4時間にもおよびます。また、作業中のミスは、機器の不動作や動作不良につながってしまうので、作業中は集中力を持続させる必要があります。完成した頃にはみんなヘトヘトの状態になります。
この予選会で一定以上の成績を修めると「技能証」が交付され、技能検定電子機器組立て(2級)実技試験の免除を受けることができます。
電子技術科では例年の取組みとして、技能検定電子機器組立て(2級)の実技試験課題の製作実習を1年生の前期と2年生の前期に2回に分けて行っています。
1年生の実習では、電子部品の取扱い、ハンダ付け作業、電子機器組立て作業の基本を学びます。
2年生の実習では、早く正確に、なおかつ綺麗に機器製作できることを目指して練習し、総仕上げとして技能五輪全国大会予選(「電子機器組立て」職種)にチャレンジすることにしています。
結果発表は約3カ月後になります。日頃の努力が報われる事を期待したいと思います。
岩手県立産業技術短期大学校のイベントや取組みについてご紹介します。