9月28日に建築科1,2年生と建築科職員の合わせて56名でバス研修に行ってきました。
行き先は「平泉中尊寺」、「株式会社北洲 生産部 マテリアル工場」です。
午前に伺った、平泉中尊寺では「古都ひらいずみガイドの会」のガイドさんに案内をしていただきました。何人かの学生は中尊寺には来たことがあったようでしたが、ガイドさんからの丁寧な説明と、建築を学んでいる視点で見学できたことで有意義な見学となったようです。
普段の学生の行いが良かったからか、心配された雨にもあたらずに見学することができました。ガイドの皆さんありがとうございました。
午後は、株式会社北洲様のマテリアル工場(プレカット工場)の見学に伺いました。
株式会社北洲様のご厚意で大人数を受け入れていただき、普段目にすることの出来ないプレカットの様子や、それに関係するCAD入力についてなどをご説明いただきました。
驚くほどの精度とスピードで木材が加工されていく様子に学生一同大変驚いておりました。
就業先で直接お世話になる学生も大勢おり、大変有意義な見学となりました。
株式会社北洲の皆様にはお忙しいところご丁寧な説明をしていただきましてありがとうございました。
以上のように、歴史建築物、工場を直に見聞することにより、今後に役立つ研修とすることが出来ました。
矢巾キャンパスでは、9月21日(水)に、第11回若年者ものづくり競技大会の表彰式を行いました。
大会には、当校から7職種に12名の選手が参加し、このうち4職種の6名が入賞することができました。
表彰式では、岩手県職業能力開発協会の八重樫専務理事から入賞した選手に表彰状とメダルが授与され、千葉校長から講評がありました。
大会報告では、各選手から競技の様子や今後の抱負が述べられ、とくに来年の出場を目指す一年生たちは真剣な表情で聞いていました。
表彰対象者
- 熊谷朋哉(建築科) 建築大工職種(銅賞)
- 澤口加那子(産業デザイン科) グラフィックデザイン職種(銅賞)
- 角舘侑樹(メカトロニクス技術科) ロボットソフト組込み職種(銅賞)
- 笠原佑(メカトロニクス技術科) ロボットソフト組込み職種(銅賞)
- 吉田優希(産業デザイン科) ウェブデザイン職種(敢闘賞)
- 野田香衣(産業デザイン科) グラフィックデザイン職種(敢闘賞)
水沢校では、9/17(土)、18(日)の学園祭前にあいさつ運動を実施しました。
学園祭前に、来客者に対する声出しの練習も兼ねてのあいさつ運動でした。
9月12日(月) ~ 16日(金)の5日間で実施し、毎朝8:30から学生玄関前で、あいさつ委員1年生6、7名と職員6、7名が声がけを行っております。
玄関前で声掛けする学生と職員
平成28年 (2016年) 9月10日 (土) に開催された ETロボコン東北地区大会 プライマリークラスに、当校の情報技術科から出場した「ウィキウィキ菩薩」が競技部門で1位を獲得し、「ウィキウィキ地蔵」が同3位で、特別賞の奨励賞を受賞しました。
この大会は組込みソフトウェアの開発技術を競うもので、設計図に当たるモデルシートを評価する「モデル部門」と、設計図を基に作成したソフトウェアにより走行体を走らせ、走行時間や難所へのチャレンジの度合いを評価する「競技部門」からなります。
当校の2チームは他を寄せ付けない走行速度と、難所への果敢なチャレンジが評価されました。今後は設計技術を高め、モデル部門や総合評価での入賞、また、ある程度経験を積んだチーム向けの、アドバンスクラスへの参加が期待されます。
事前に実施される試走会の様子 (9月3日撮影)
事前に実施される試走会の様子 (9月3日撮影)
建築設備科2年生21名は、平成28年9月6日(火)~8日(木)の日程で小型移動式クレーン運転技能講習を受講しました。この講習を修了することにより、つり上げ重量1t以上5t未満の小型移動式クレーンの操作を行うことができるようになります。
当科2年生は4月に玉掛け技能講習を修了しており、今回の講習を受講することで『荷物をつる・合図をする・つり荷を移動する』の作業を行うことができるようになります。
今年は玉掛け技能講習、小型移動式クレーン運転技能講習共に実技講習日の天候には 恵まれませんでしたが、無事に全員合格することができました。
9月5日(月)、スイス在住の建築家・アーティスト・デザイナーのアナ・ダプッツォさんによる特別講座を行ないました。
今回の産業デザイン科での講話とワークショップは、アートで東日本大震災の復興支援を続けたアーティストの作品を発表する「いわてアートプロジェクト2016」の活動の一環として行なわれたものです。
今回のテーマは「Dress House」ということで、1.2年生が参加した講話は建築とファッションの共通点についてのお話でした。アナさんが英語で話し、通訳の方が日本語訳してくださいました。英語で書かれたスライドには、授業にも紹介した建築家やデザイナーの名前がちらほら出てきていましたが…わかった人はいたでしょうか?
その後の1年生を中心としたワークショップでは2人一組になって、建物を想定した四角い箱の表面を、紙を折って作ったモジュールで装飾しました。私たち日本人にとっては「紙を折る」という作業は小さい頃から慣れ親しんでいるものですが、外国の人にとっては「Amazing!」と思えるようで、アナさんは作業が終わった後の作品を丁寧に撮影していました。
産業デザイン科では建築もファッションも直接は扱いませんが、問題を解決するための考え方にジャンルの違いは関係ありません。学生のみなさんが、今回の特別講座を通して何らかの刺激を受けたのであれば幸いです。
最後に、このような貴重な機会を与えてくださった、いわてアートプロジェクトの関係者のみなさんに、お礼を申し上げます。
エコラン部は、来る10月1,2日に栃木県にあるサーキット「ツインリンクもてぎ」で行われる「本田宗一郎杯 Honda エコ マイレッジ チャレンジ 2016 第36回 全国大会」に参戦します。今日は、今年度初めての試走です。部員が見守る中、無事試走することができました。
昨年の2年生が作った「ポップ吉村もびっくり!オールアルミ手曲げマフラー」もご機嫌なレーシングサウンドを奏でてくれました。これからも車両の整備・調整・試走を繰り返し本番に臨みます!
岩手県立産業技術短期大学校のイベントや取組みについてご紹介します。