外国人アーティストによる特別講座を行ないました

9月5日(月)、スイス在住の建築家・アーティスト・デザイナーのアナ・ダプッツォさんによる特別講座を行ないました。

今回の産業デザイン科での講話とワークショップは、アートで東日本大震災の復興支援を続けたアーティストの作品を発表する「いわてアートプロジェクト2016」の活動の一環として行なわれたものです。

今回のテーマは「Dress House」ということで、1.2年生が参加した講話は建築とファッションの共通点についてのお話でした。アナさんが英語で話し、通訳の方が日本語訳してくださいました。英語で書かれたスライドには、授業にも紹介した建築家やデザイナーの名前がちらほら出てきていましたが…わかった人はいたでしょうか?

その後の1年生を中心としたワークショップでは2人一組になって、建物を想定した四角い箱の表面を、紙を折って作ったモジュールで装飾しました。私たち日本人にとっては「紙を折る」という作業は小さい頃から慣れ親しんでいるものですが、外国の人にとっては「Amazing!」と思えるようで、アナさんは作業が終わった後の作品を丁寧に撮影していました。

産業デザイン科では建築もファッションも直接は扱いませんが、問題を解決するための考え方にジャンルの違いは関係ありません。学生のみなさんが、今回の特別講座を通して何らかの刺激を受けたのであれば幸いです。

最後に、このような貴重な機会を与えてくださった、いわてアートプロジェクトの関係者のみなさんに、お礼を申し上げます。

一番右がアナさん。彼女が着ている服は折り紙をモチーフにしているそうです
一番右がアナさん。彼女が着ている服は折り紙をモチーフにしているそうです
ワークショップ。どんな建物になるのでしょうか
ワークショップ。どんな建物になるのでしょうか
普段の授業よりも、生き生きと楽しそう…?
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