去る令和3年9月29日(水)に、建築設備科2年生17名、校長はじめ職員6名で岩手県空調衛生工事業協会主催の現場見学会に参加しました。今年は八幡平市の安比高原スキー場近くに現在建設中の「ハロウインターナショナルスクール新築工事」の現場にお邪魔しました。
毎年この時期に岩手県空調衛生工事業協会さんに現場見学会を開催していただいているのですが、今年はとても大きな規模の工事で学生たちもその大きさに驚いていました。
まずは、現場事務所にてハロウインターナショナルスクールについてや工事の概要についての説明を受けました。
令和2年4月に着工し、木の伐採や土地の造成から行い、雪が降る前に躯体を建ててしまわなければならなかったとの説明を受け、この地域は県内でも有数の積雪地帯であることから、その大変さがうかがえます。工事の進捗状況を上空からの写真でご説明いただきましたが、造成された土地の広さに圧倒されました。
その後、建物の内部を案内していただきました。今回は、安全のため、工事が概ね済んでいるというA棟とB棟を見学しました。
A棟は科学棟といい、教室や実験室のある棟でした。B棟はイノベーションセンターとなっており、木工室や陶芸室といったものづくりを行う室もありました。両棟とも配管設備や機械設備は施工がほとんど終わっていたのですが、天井を貼らずにあえて見せる施工をしているため、建築設備科の学生にとっては、普段は隠れているものを実際に見ることができ、勉強になったのではないでしょうか。
現場を見た後はまた事務所に戻り質疑応答の時間をいただいたのですが、学生から様々な質問があり、企業担当者様からも丁寧な回答いただきました。
今回の現場見学を通し、学生たちは内定先の仕事のイメージがより鮮明になったようです。
新型コロナウイルス感染防止のためなかなか現場見学ができなかったのですが、この日は秋晴れのとても良い天気の中、現場見学をすることができました。
この後は、昼食をいただき学校に戻りました。
様々なイベントが中止となった前期も、最後に外に出て現場見学を行うことができ、良い気分転換になったのではないでしょうか。