生産技術科で工場見学を実施しました

令和元年5月17日(金)に生産技術科学生および職員の合計29名で工場見学を実施しました。

谷村電気精機株式会社様より、自社の保有技術である開発設計~試作~量産までの技術を生かし、ファブレス企業(生産工場を有さない企業)からの仕様に合わせた装置の設計開発、量産および修理までを行っていることを説明していただき、また、医療機器等の組立工場や板金工場、切削工場を見学させていただきました。

全体説明の様子
工場見学の様子

学生は設計・製造・加工・生産技術・組立・検査と製造業にかかわる多くの部門を見学でき、自身の職種選択に参考になったと思います。

 

午後は北上市憩いの森キャンプ場で生産技術科懇親会(バーベキュー)を行いました。5つに班分けをして炭に火が付いた順に焼き始めます。十分に食材は準備したのですが、火おこしが遅かった班はウインナーと焼きそばが食べれなかったとか。

火おこしが早く、お腹一杯食べれた方々の様子
食べれた人も、食べられなかった人も最後は一緒に集合写真

当日は天気に恵まれ、最高の懇親会(バーベキュー)となりました。

今後は2年生は就職活動・資格取得、1年生は技能・技術習得に頑張りましょう!

 

春のお楽しみ(?)、シルクスクリーン演習

産業デザイン科では1年の後期(10月)から、実習がコース制になります。コースはプロダクト、グラフィック、ウェブと3つあり、自分が将来就きたい職業を考慮して選択します。

グラフィックコースでは情報伝達手段のひとつとしての印刷物について学びます。その中でも比較的気軽に体験できる「シルクスクリーン」の演習を毎年この時期に行います。
シルクスクリーンは孔版印刷のひとつで、メッシュ生地にインクが通過する部分とインクが通過しない部分を作った版を使って印刷する技法です。この技法を使って、毎年球技大会用のクラスTシャツを作成します。

演習では、自分で木枠にスクリーンを貼って版を作成するところから始めます。

スクリーン貼り
木枠にスクリーン生地を貼ります。ヒッパラーという道具で生地をしっかり張りながら、接着剤で木枠に接着させます。

この後、このスクリーンに感光乳剤を塗り、製版を行います。これらの作業は暗い場所で行うため写真はありませんが、手探り状態の中なんとか無事に版ができました。

シルクスクリーン刷り
シルクスクリーンの醍醐味、刷りの作業

自分のデザインが印刷されて形になると、喜びもひとしお。この一瞬のためにシルクスクリーンを行うといっても過言ではないかもしれません。
この演習を経て、放課後に2年生の有志でTシャツの印刷を行いました。途中ハプニングも少々ありましたが、学生+教員45名分のTシャツが無事に完成しました。

産業デザイン科2019年バージョンのクラスTシャツは、鮮やかな黄色にバックプリントで3種類の「デザイン」をあしらいました(3種類の意味は、デザイン科2年に聞いてみてください)。
1年はカーキ、2年は紫、教員はグレーと刷り色も変えているところがポイントです。
球技大会は23日(木)・24日(金)、Tシャツを着て一致団結して頑張っていきましょう!

Tシャツ
鮮やかな黄色が眩しい! モデルはT中先生にお願いしました。