今年も岩手県ホンダカーズ様のご厚意でエコランカーを展示させていただくことになりました。展示させていただくのは、今年5月にオープンした ホンダカーズ岩手南 矢巾店 様で、期間は11月10日(土)~11日(日)の二日間限定です!是非ご覧ください!
「メカトロニクス技術科」カテゴリーアーカイブ
Honda エコマイレッジチャレンジ 2018 全国大会 参加報告
前回のブログで「さぁ、今年はどんなドラマが待っているのでしょう!」と書きましたが、これ書くとホントにドラマがあるのでこれからは書かないことにします…。
出発2日前の9月26日に最後のテスト走行をしていた時のことです。ちょうど副校長が通りかかり「おっ、走ってるね。週末の大会がんばって!」と激励をいただいた数分後のことです。「バキッ、カラカラ」と音がしたかと思うと前に進まなくなりました。駆動周りを調べてみると、駆動輪に自転車の内装変速ギヤを使っていますが、そのハブ内の噛み合う山の部分と内装ギヤの爪が摩耗していたり欠けている部分が見つかりました。これが原因で空回りしていたのです。幸い予備部品があったので出発前日に交換することができました。今思えば本番ではなく、この時に壊れたのはラッキーでした。
それではダイジェストで報告したいと思います。
9月29日車検・練習走行日
今年は部員全員チームつなぎを着用して臨みます。
なんと!台風の影響で練習走行が決勝に。つまり一発勝負ということです。
車検に向けて準備中!
これから車検に向かいます。
車検が始まりました「ここタイラップで止めておいてね」
ドキドキのブレーキ検査も一発合格
いよいよ走行です。ドライバーがマシンに乗り込みます。
待機エリアでスタートを待ちます。
順調に走行!・・・・と思いきや、ペースがだんだん落ちてきて1分以上の遅れが生じてきました。それでもチーム員がタイムと走行の指示を頻繁にドライバーに送りました。
チーム員とドライバーの努力によりなんとか規定時間内にゴールすることができました。
無事ゴール。ほっとし皆でピットに向かいます。
大学・短大・専門学校部門74台中28位。記録282.659km/ℓ。完走33台、リタイヤ41台という厳しいレースでした。ペースが上がらなかった理由はブレーキの引きずりが生じていたためでした。
最後は、応援に来ていただいた盛岡藩カブの皆さんと一緒に記念撮影しました。
今回の大会参加は、練習走行無しの決勝走行ということで、信頼性のある車両を確実に走行させられるチーム力がいかに大事であるかということを実感することができました。学生にとってはとても有益な経験でした。この経験を今後に活かして欲しいと思います。
ご支援いただきました岩手県ホンダカーズ様、応援・サポートに来ていただいた盛岡藩カブの皆様、本校教育研究振興会・後援会・同窓会の皆様どうもありがとうございました。
Honda エコマイレッジチャレンジ2018全国大会に参戦します!
エコラン部は、来る9月29日~30日に栃木県にあるサーキット「ツインリンクもてぎ」で行われる「本田宗一郎杯 Honda エコ マイレッジ チャレンジ 2018 第38回 全国大会」に参戦します。今のところ試走を行ったり順調に準備を進めています。
9月24日の岩手日報にはエコラン部の様子を掲載していただきました。
また、9月25日には、毎年エコラン車両の展示等で御協力いただいている岩手県ホンダカーズ様から陣中見舞いをいただきました。
一層気合が入ります。
昨年はラスト1周というところでパンクでリタイヤし悔しい思いをしたので、タイヤを全て新品に交換しました。
尚、今年も盛岡藩カブの皆さんが応援・サポートに来ていただけるとのことで心強いです!
さぁ、今年はどんなドラマが待っているのでしょう!
「エコラン部」が「やはラヂ!」の取材を受けました!
エコラン部が、矢巾町情報番組「やはラヂ!」に出演することになりました。「やはラヂ!」は矢巾町の行政番組を放送するラジオで月~金曜日の18:30~19:00に放送されています (再放送 翌日6:30~) 。専用の「やはラジオ」を使うと放送時間に自動的に電源が入ります。ラヂオもりおか の周波数(76.9MHz) を利用しているので普通のFMラジオや車のラジオで聞くことができます。
今回取材を受けたのは、エコラン部を代表して部長の菊池祥平君(メカ2年)、ドライバーの鈴木康太君(メカ2年)、卒業研究で新たにエコランボディーを製作する佐々木健介君(デザイン2年)の3名です。来月参加する「Honda エコ マイレッジ チャレンジ 全国大会 2018」への意気込みを語りました。
放送は9月5日(水) 18:30から (再放送6日(木) 6:30から) の予定です。ぜひお聴きください!


第13回若年者ものづくり競技大会において、本校出場選手が金賞(厚生労働大臣賞)を獲得しました
8月1日~2日(一部職種は先行して開催)に第13回若年者ものづくり競技大会が開催されました。
石川県を会場として、15職種の競技が行われ、矢巾キャンパスからは5職種に7選手が参加しました。
それぞれの職種を勉強している学生の代表選手が全国から集まって、技能と技術を競い合うこの大会で、グラフィックデザイン職種に出場した産業デザイン科2年の安保星奈さんが金賞(厚生労働大臣賞)を獲得しました。
そして、産技短からは4職種6名が入賞することができました!
■入賞者
グラフィックデザイン職種 金賞/厚生労働大臣賞
産業デザイン科2年 安保 星奈
グラフィックデザイン職種 銅賞
産業デザイン科2年 工藤 美也香
メカトロニクス職種 敢闘賞
メカトロニクス技術科2年 浅沼 瑠良
メカトロニクス技術科2年 遠藤 純平
旋盤職種 敢闘賞
メカトロニクス技術科2年 鈴木 康太
建築大工職種 敢闘賞
建築科2年 小山 萌
※同大会における本校出場選手の金賞獲得は平成25年の第8回大会以来で、通算5回目となります(いずれもグラフィックデザイン職種)。
■競技の様子






水沢キャンパスからも3職種に4名の選手が出場しました。


ロボットソフト組込み職種に出場した、佐々木大樹選手(生産技術科2年)、佐藤航選手(生産技術科2年)の競技の様子は、写真を入手次第掲載いたします。▶8月17日、掲載しました。

■関連リンク
厚生労働省 報道発表資料(平成30年8月3日)
「第13回若年者ものづくり競技大会」の入賞者が決定しました
中央職業能力開発協会
第13回若年者ものづくり競技大会
夏休みものづくり体験教室を開催しました!
⽮⼱キャンパスでは、7⽉27⽇(金)に、夏休みものづくり体験教室を開催しました。
この体験教室は、⼦供たちにものづくりの楽しさを知ってもらうために、⽮⼱キャンパスの5つの科がそれぞれの専⾨分野に関連する作品を企画して、夏休みの工作や思い出づくりになるようにと開催したものです。
開催当⽇には、全体で60名の⼩学⽣が来校し、産技短の学⽣たちがボランティアでアシスタントとして加わり、とてもにぎやかな体験教室になりました。
参加した⼦供たちからは、「楽しかった」「また作ってみたい」との感想と、ボランティア学生への感謝のことばを多くいただきました。
■各科の様子
○メカトロニクス技術科「サイクロンクリーナーをつくろう!」
ペットボトルを利用してサイクロンクリーナーを作りました。
【お詫び】製作キットが一部不良品だったため、製作できなかった方には、改めてキットを送付しますので、よろしくお願いいたします。多大なご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げます。

○電子技術科「おもしろ電子工作「ふりふり・ピカピカ」をつくろう!」
ビー玉を入れた容器を振ると発電してLEDがピカピカ点滅します。
完成後、暗室でみんなで光らせました。

○建築科「スライド式本立て」
大工道具を使って木材を切ったり、釘を打ったりして、幅を変えることができる本立てを作りました。

○産業デザイン科「かんたん印刷でつくるトートバッグ」
簡単な印刷で、トートバッグを作りました。海の模様をシルクスクリーンで刷った上に、海の生き物のスタンプを押して、バッグの完成です。

○情報技術科「パソコンで作るおもしろグッズ」
パソコンで描いた絵や、デジカメの写真をデザインして、うちわやカンバッジ、ストラップなどを作りました。

若年者ものづくり競技大会の壮行式を行いました!
矢巾キャンパスでは、7月20日(金)に若年者ものづくり競技大会の壮行式を行いました。
第13回となる今大会は、石川県を会場に7月31日から開催され、矢巾キャンパスの4科から、5職種の競技に選手が出場します。
壮行式には全学生が集まり、校長から選手たちに激励の言葉が送られました。
また、それぞれの選手が競技に向けた意気込みを述べてくれました。

参加選手
メカトロニクス職種
メカトロニクス技術科2年 浅沼 瑠良
メカトロニクス技術科2年 遠藤 純平
旋盤職種
メカトロニクス技術科2年 鈴木 康太
建築大工職種
建築科2年 小山 萌
電子回路組立て職種
電子技術科1年 渡邊 怜威
グラフィックデザイン職種
産業デザイン科2年 安保 星奈
産業デザイン科2年 工藤 美也香
エコラン部も全国大会に向けてエンジン始動!
おぉ~、職員の園芸部も活動を始めた!こちらもエンジンスタートだ!!
・・・ということで、エコラン部も「エコマイレッジチャレンジ2018全国大会」に向けて、新年度スタートしました。今年は1年生が5名入部し、総勢10名となりました。まずは2年生からエコマイレッジチャレンジ全国大会の説明と今後の活動予定について説明がありました。
しかし、話だけでは全国大会の様子が上手く伝わらず、1年生は「???」といった様子でしたので、後日、大会の様子が分かる映像を見せました。百聞は一見に如かず。
昨年は、園芸部が残念な結果だったのと同じく、エコラン部もラスト1周でパンクでリタイヤという残念な結果でしたので、今年はまず工具の使い方やエンジンの構造についての勉強など整備の基本から始めます。ちょうど、いつもお世話になっているカブ屋カブ八さんから教材にと使わなくなったエンジンを2機いただいたので、1年生と2年生チームに分かれて分解・組立て作業を行う予定です。
今年は園芸部と共に無事完走という花を咲かせましょう!
あ、園芸部は花というより実か・・・。
産業技術専攻科・メカトロニクス技術科 工場見学
5月18日に産業技術専攻科とメカトロニクス技術科の総勢26名で工場見学を行いました。

午前中の見学先は株式会社デンソー岩手(金ヶ崎町)を見学させていただきました。こちらでは自動車電装部品の製造や半導体素子の製造を行っており、今回は半導体ウエハの製造現場を見せていただきました。

製造工程はクリールームでの製造になっており、廊下の小さな小窓からしか見ることしかできませんでした。さらに展示室ではシリコンインゴットからウエハができる工程までを知ることができ、想像以上の精密さと工程の多さを知ることができました。

お昼はショッピングセンターパルで思い思いの昼食をいただきました。
午後の見学先は株式会社アイメタルテクノロジー(北上市)を見学させていただきました。こちらでは自動車関係の部品を鋳造で製造しており、午前中のクリーンルームとは真逆な環境での作業で保護具(ヘルメットや保護メガネ)を装着し、いざ、見学へ。

金型に製品を中空状に作るための中子(なかご)と呼ばれるものを数多く組み立てていくため工程が多いのが印象的でした。そして、鋳造の醍醐味、注湯作業(溶けた鉄を鋳型に流し込む作業)を目の当たりにし、今まで経験したことない見学に圧倒されている様子でした。
こんなことやってます。
今日は1年生にメカトロニクス技術科の各種競技会への取組みについて説明しました。
まずは、若年ものづくり競技大会旋盤職種に挑戦する学生の紹介です。鉄の材料を豪快に削っていく様子に1年生は驚いていました。
「一人で練習するのは寂しいから、誰か一緒にやらないかい?」
次は自作車両による省燃費競技大会に参加しているエコラン部の紹介です。マシンとレースの説明をしました。「車に興味ある人、一緒にツインリンクもてぎに行こうぜ~!」
そして最後は、技能五輪全国大会メカトロニクス職種に挑戦するチームの紹介です。技能五輪(今年は沖縄県で開催)に出場するには若年者ものづくり競技大会で上位に入賞しないと出場権が得られません。そのため日々トレーニングを重ねています。「絶対、技能五輪に行くぞー!」