情報技術科では9月21日に企業見学を実施しました。
見学先は青森県の三菱製紙株式会社八戸工場と三沢航空科学館です。
コンピュータが導入され、ロボットがものを運ぶ時代となった現在、IT、IoTを活用した企業の見学が目的です。
三菱製紙株式会社八戸工場は、太平洋に面しており、その広さは東京ドームの約34倍、といっても?ですが、当校の約30倍の面積とお分かり頂けるでしょうか。広大な敷地で月8万トンの紙を生産しています。工場操業50年が経過し、環境と資源を守りながら品質の高い印刷用紙を世の中に送り続けているとのことです。
会議室で会社の概要についてビデオ説明を受けた後、工場見学したのですが、広い敷地ですのでバスで構内を見学しました。
会社概要の説明を受けています
バス車窓からの構内風景
製紙棟の中の出荷待ちの製品倉庫は、バスごと建物内に入って車内から見学ができました。ボイラーや発電設備のあるパワー棟、紙の原料となるウッドチップが運ばれてくる船舶の専用岸壁などを見て回りました。工場内では紙の製造工程を徒歩で見ることができました。専用の制御監視施設があり、少人数の従業員でもIT技術で高効率の生産を実現しているとのことです。お忙しい中、ご説明いただいた八戸工場の小田様に心から感謝いたします。
エントランスで集合写真
三沢航空科学館では、民間機、自衛隊機などの飛行機展示の見学、物理学の体験を行いました。授業でも机上で理論を学ぶことは多々あるのですが、視覚的にまたは体感で科学を楽しめるとあって1時間の見学でしたが、あっという間でした。
揚力体験の様子、すごい向かい風です
情報技術科としては久しぶりの企業見学で、天候にも恵まれました。朝早くからの移動でしたのでお疲れ様でした。そして関係者の皆様ありがとうございました。
9月4日の記事 ETロボコン練習中 の中で
「東北地区大会は 9月18日(月・祝) 開催で、どなたでも無料で見学できます。」
とお知らせしましたが、台風の接近により延期となりました。
代替日程等は 東北地区の公式サイト で案内されるので、見学を予定されている方はご注意ください。
9月18日(月・祝) (台風のため延期) に開催される ETロボコン2017 東北地区大会 に、情報技術科学生が2チーム (計5名) 参加します。
テスト走行や実験しながら設計をしています。
この大会は組込みシステムの設計技術を競うもので、大会での走行のタイムや難所へのチャレンジだけではなく、モデルと呼ばれる設計資料の出来が審査されます。9月1日(金)の正午がアップロード (提出) の締め切りでした。
設計のアイディアや、やることを壁に貼りまくっています。
産技短は毎日授業が4コマ詰まっているため、前日の夕方にアップロードする必要があり、土日も返上でモデル作成に取り組んできました。選手のほかに2名の強力なサポーターがついてくれたおかげで無事アップロードは完了し、金曜日は久しぶりに練習を休みにして、軽食と飲み物でプチ打ち上げをしました。
モデルを提出したのでつかの間の休息
月曜日からは設計資料に基づいてソフトウェアを作成し、コースをいかに短時間で駆け抜け、どうやって難所をクリアするかのチューニングを本番まで行うことになります。
ETロボコンの地区大会はどなたでも無料で見学できます。産技短の学生の活躍をぜひご覧いただき、声援を送っていただければ幸いです。
8月3日(木)に第12回若年者ものづくり競技大会が開催されました。
愛知県を会場として、15職種の競技が行われ、矢巾キャンパスからは7職種に12選手が参加しました。
それぞれの職種を勉強している学生の代表選手が全国から集まって、技能と技術を競い合い、産技短からは4職種5名が入賞することができました!
■入賞者
メカトロニクス職種 敢闘賞
- メカトロニクス技術科2年 角舘 侑樹
- メカトロニクス技術科2年 西野 勘汰
建築大工職種 敢闘賞
ITネットワークシステム管理職種 敢闘賞
グラフィックデザイン職種 敢闘賞
第12回若年者ものづくり競技大会入賞者一覧
■競技の様子
メカトロニクス職種角館選手・西野選手
メカトロニクス職種小松選手・村塚選手
旋盤職種細川選手
電子回路組立て職種高橋選手
建築大工職種村野選手
ITネットワークシステム管理職種川村選手
グラフィックデザイン職種菊池選手
グラフィックデザイン職種佐々木選手
ロボットソフト組込み職種遠藤選手・佐藤選手
矢巾キャンパスでは、7月26日(水)に、夏休みものづくり体験教室を開催しました。
この体験教室は、子供たちにものづくりの楽しさを知ってもらうために、矢巾キャンパスの5つの科がそれぞれの専門分野に関連する課題を企画して、矢巾町内の小学生を対象として夏休み期間に合わせて実施したものです。
開催当日には、全体で73名の小学生が来校し、産技短の学生たちもボランティアのアシスタントとして加わり、とてもにぎやかな体験教室になりました。参加した子供たちからは、「楽しかった」、「また作ってみたい」との感想を多くいただきました。
■各科の教室の様子
○メカトロニクス技術科「モーターで走るキャタピラ車」
モーターで動くキャタピラ車を組み立てて、障害物のあるコースを走らせてみました。
メカトロニクス技術科「モーターで作るキャタピラ車」
○電子技術科「電子楽器をつくろう」
金属加工やはんだ付けを体験しながら、電子カリンバ(親指ピアノ)を作成しました。
電子技術科「電子楽器をつくろう」
○建築科「スライド式本立て」
のこぎりで木材を切ったり、金づちで釘を打ったりして、スライドして幅を変えることができる本立てを作りました
建築科「スライド式本立て」
○産業デザイン科「低融点金属の鋳造によるアクセサリー」
いろいろな形を組み合わせた原型から鋳造用の特別な砂で鋳型を作り、金属を溶かして流し込んで、オリジナルのキーホルダーを作成しました。
産業デザイン科「低融点金属の鋳造によるアクセサリー」
○情報技術科「パソコンで作る面白グッズ」
パソコンで描いた絵や、デジカメの写真をデザインして、うちわや缶バッジを作りました。
情報技術科「パソコンで作る面白グッズ」
矢巾キャンパスでは、7月19日(水)に若年者ものづくり競技大会の壮行式を行いました。
第12回となる今大会は、愛知県を会場に8月3日から開催され、矢巾キャンパスの5科から、7職種の競技に選手が出場します。
壮行式には全学生が集まり、校長から各科の代表に激励の言葉が送られました。
校長から選手へ激励の言葉が送られました
また、それぞれの選手が競技に向けた意気込みを述べてくれました。
大会に向ける意気込みを示す選手たち
参加選手
メカトロニクス職種
- メカトロニクス技術科2年 角館 侑樹
- メカトロニクス技術科2年 西野 勘汰
- メカトロニクス技術科2年 小松 晨
- メカトロニクス技術科2年 村塚 貫太
旋盤職種
電子回路組立て職種
建築大工職種
ITネットワークシステム管理職種
グラフィックデザイン職種
- 産業デザイン科2年 菊池 雪野
- 産業デザイン科2年 佐々木 花菜
ロボットソフト組込み職種
- メカトロニクス技術科1年 遠藤 純平
- メカトロニクス技術科2年 佐藤 駿
情報技術科では6月8日にアイーナで開催された「いわてICTフェア2017」に行きました。岩手に関連する12の団体や企業がICT、IoTを駆使した最新技術を披露する展示会です。授業のあとの午後からの参加でした。
地域IoT実装推進セミナーでは、「見るスポーツを支えるICT」と題してNTTの小笠原さまから、スポーツ観戦されるお客様に体験メニューの提供や観戦後の周遊案内など新たなICTの役割が紹介されました。また、「ICTで拓く農業・水産の未来」と題してドコモの金田さまから、ICTを使って作業の労力を軽減する提案や所得の向上を図る提案が紹介されました。
展示ブースでも最新技術や近い将来のサービスを体験・体感することができました。きっと卒業研究や将来の就職に役立つことでしょう。
最新技術のため写真での公開はできかねますので、各展示ブースの紹介は下記のリンク先をクリック!http://www.pref.iwate.jp/seisaku/jouhouka/ict/042638.html
会場ではスタンプラリーが行われていまして、展示ブースを4か所周るとグッズ抽選ができます。当科の1年生が見事、1位当選しました。いただいたのは「そばっち」のぬいぐるみです。そばっちのぬいぐるみはこちらからもご覧いただけます。
http://www.iwatetabi.jp/wanko/goods

矢巾町子ども会育成会連合会(白澤正彦会長)が主催する創作活動が、1月7日(土)に矢巾町公民館で行われ、本校から職員1名と学生6名を派遣し、ゲルマニウムラジオの製作指導を行いました。

この創作活動は、手芸、工作、陶芸、ロボット、そして本校が提案したゲルマニウムラジオの5コースが行われ、ラジオコースには10組の親子等が参加しました。
ゲルマニウムラジオは電源を必要とせず、電波だけで音声を鳴らします。矢巾町にはAMラジオの電波送信施設が2ヶ所(NHK、IBC)があるため、アンテナ線を用意すれば実用的な音量で聞こえます。
ラジオの製作は、コイルの自作と特性の測定、木の板に、コイル、バリコン、ダイオード、イヤホンを取り付け、用意したアンテナ線で放送を受信して動作確認するという流れで行いました。


参加した学生は、その製作の全般を指導しました。最終的には、すべてのラジオを完成させ、動作確認を終えました。参加者のアンケートでも、その丁寧な指導に良い評価を頂きました。当コースに参加頂いた皆様、本当にありがとうございました。



そして、講師として参加した学生の皆さん(メカトロニクス技術科2名、電子技術科2名、情報技術科2名)、大変お疲れ様でした。

10月16日(日)に実施されました、平成28年度秋期情報処理技術者試験で、 基本情報技術者 1名(受験者:2年生4名、1年生8名)、今年度より新設された情報セキュリティマネジメント 1名(受験者:1年生2名)合格しました。

平成29年度春期情報処理技術者試験は、平成29年4月16日(日)に実施予定です。受験料は5,700円です。
矢巾キャンパスでは、9月21日(水)に、第11回若年者ものづくり競技大会の表彰式を行いました。
参加選手一同
大会には、当校から7職種に12名の選手が参加し、このうち4職種の6名が入賞することができました。
表彰式では、岩手県職業能力開発協会の八重樫専務理事から入賞した選手に表彰状とメダルが授与され、千葉校長から講評がありました。
大会報告では、各選手から競技の様子や今後の抱負が述べられ、とくに来年の出場を目指す一年生たちは真剣な表情で聞いていました。
建築大工職種の競技の様子
グラフィックデザイン職種の競技の様子
表彰対象者
- 熊谷朋哉(建築科) 建築大工職種(銅賞)
- 澤口加那子(産業デザイン科) グラフィックデザイン職種(銅賞)
- 角舘侑樹(メカトロニクス技術科) ロボットソフト組込み職種(銅賞)
- 笠原佑(メカトロニクス技術科) ロボットソフト組込み職種(銅賞)
- 吉田優希(産業デザイン科) ウェブデザイン職種(敢闘賞)
- 野田香衣(産業デザイン科) グラフィックデザイン職種(敢闘賞)
岩手県立産業技術短期大学校のイベントや取組みについてご紹介します。