2019年10月30日(水)に矢巾町田園ホールにおいて、NHK盛岡放送局との共催でNHK大学セミナーin岩手県立産業技術短期大学校を開催しました。
本校産業技術専攻科と本校教育研究振興会で定期的に開催している講演会の一つとなります。

講師は、株式会社ロボ・ガレージ代表取締役・東京大学先端科学技術研究センター特任准教授の高橋 智隆氏で、「ロボットの未来~ロボットクリエーターが伝えるイノベーションのチカラ、モノづくりのスタイル~」と題して、これまでのロボット技術の限界を塗り替える様々な取り組みを通して、未来を担う若者にイノベーションの起こし方や発想の転換の必要性を伝えてもらいました。

講演はグランドキャニオンに挑戦した実証ロボット「エボルタ」をはじめ「ロボホン」、「ロビ」を実際に動かしながらのとても楽しく有意義なものでした。

矢巾校及び水沢校の学生と教職員約270名、教育研究振興会会員企業の方など約30名と盛況な講演会となりました。
青年技能者の技能レベルの日本一を競う技能競技大会である「第57回技能五輪全国大会」が、11月15日(金)から18日(月)にかけて、愛知県を会場として開催されます。
この大会の「家具職種」に、産業デザイン科2年の高橋光さんが、岩手県代表選手として参加します。
11月6日(水)には、矢巾キャンパスで壮行式が行われ、全校の学生が集まる中、校長の激励と、高橋選手の決意表明がありました。
1年生の頃から、技能五輪に向けて練習してきました。自分の納得いく作品が作れるよう、がんばってください!
指導した田中主任講師、千葉校長、高橋選手、坂本副校長
令和元年10月29日(火)にジョブカフェいわて主催の「企業見学バスツアーin花巻」に、メカトロニクス技術科1年生が参加しました。見学先は、花巻市の和同産業株式会社様とサンポット株式会社様です。
午前中は、和同産業株式会社様を見学しました。

事業内容の説明を受け、ホンダ、クボタ、ヤンマー等の除雪機をOEM生産しており日本一のシェアを誇っていることがわかりました。 
これはロボット草刈機が稼働しているところです。スマートフォンで作業時間等を管理できるとの事です。手前にあるのが充電設備です。
最後に、今年入社された若手社員の方から、会社での仕事内容、何故この会社を選んだのか、仕事をする上での心構えを教えていただきました。
お昼は、マルカンビル大食堂で戴きました。

午後はサンポット株式会社様を見学しました。

環境に配慮した事業を展開されて、地域の清掃活動にも取り組んでいらっしゃいました。全体説明の後に工場内を丁寧に説明をして戴きながら、見学しました。

最後に、若手社員さんのお話しを聞くことができました。仕事の内容や大変な事、何故この会社を選んだのかなどを教えていただきました。1年生へのアドバイスとしては、早く企業について調べること等就職活動についてや学生のうちに友人との思い出を作っておく事などをアドバイス戴きました。
2社とも丁寧な説明をしていただき、ものづくりの現場について理解を深める大変良い機会となりました。学生達は、今後の就職活動に向けて意識を高めていたようです。
今回の見学ツアーを開催していただきました、ジョブカフェいわての皆様、花巻市役所の関係者の皆様には、大変お世話になりました。ありがとうございました。
きたかみ・かねがさきテクノメッセ2019が、10月25日(金)から27(日)までの3日間、北上市総合体育館で開催され、本校から学生の卒業研究作品等を出展しました。
(きたかみ・かねがさきテクノメッセ2019展示作品)
MPSステーション(メカトロニクス実習装置)/メカトロニクス技術科
水平を保つお盆/電子技術科
「水と向き合う」/情報技術科
3Dプリンタ、ケロ平の造形モデル/生産技術科
自動演奏装置/電気技術科
配管科梁貫通部模型/建築設備科
5源主義に基づいたロックピン圧入装置の開発/産業技術専攻科
ピストンリング製造前工程でのVE手法を用いた黒皮付着防止集塵機の開発/産業技術専攻科

3日間の開催期間中、産技短ブースに多くの方に訪れて頂き、学生の作品に興味・関心を示して頂いたことに改めて感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
産技短では、小中高生の皆さんに、ものづくりへの関心を持っていただくために、ものづくり体験教室の開催や今回のテクノメッセ等のイベントへの出展に取り組んでいます。
来年2月には、卒業製作作品展の「産技短展」を盛岡で開催します。皆様のご来場をお待ちしております。
10月24日(木)に、産業文化センターアピオにおいて「令和元年度岩手県若年者技能競技会(主催:岩手県職業能力開発協会)」が開催されました。この大会は、県内の職業訓練施設の訓練生が日頃鍛えた技を競う大会です。
産技短からは、建築科の17名の選手が、木造建築科と建築設計科の競技に参加し、9名が入賞しメダルを授与されました。
このうち、建築設計科2年の部に出場した中島選手は、各部門で最も優秀な作品に贈られる岩手県知事賞も受賞しました。
【追記】
賞状は大会後に届けられ、10月30日(水)に、千葉則茂校長から各選手に授与されました。
入賞者
<木造建築科>
2年の部
銅賞 村上祐介
3年の部
銀賞 千田一平
<建築設計科>
1年の部
金賞 長谷川響
銀賞 佐藤夏美
銅賞 佐々木泰地
2年の部
金賞 中島愛海(岩手県知事賞)
銀賞 高野一治、藤井寧々
銅賞 田村魁士
木造建築科の競技の様子
建築設計科の競技の様子
表彰式後の記念撮影
矢巾キャンパスでは、9月4日(水)に、第14回若年者ものづくり競技大会の結果報告会を行いました。
岩手県職能能力開発協会の寺本樹生専務理事から、入賞した2名の選手に賞状とメダルを伝達していただきました。
千葉則茂校長からは、参加選手達へのねぎらいとともに、競技会に取り組み参加することで気づいたものを大切にしてほしいとアドバイスが送られました。
おわりに、参加した各選手から、競技の報告と、応援していただいた皆さんへの感謝の言葉がありました。
参加選手一同
■入賞者
グラフィックデザイン職種 銀賞
産業デザイン科2年 伊藤 千夏
グラフィックデザイン職種 銅賞
産業デザイン科2年 田村 七海
このブログでも何度かご案内していますが、いよいよ、8月22日から技能五輪国際大会が開催します!
グラフィックデザイン職種の日本代表である安保星奈さん((株)タカヤ所属、産業デザイン科卒)はすでに会場であるロシア・カザンに旅立ち、競技本番に向け準備を進めています。
安保さんは日本代表に選出された在校中から強化訓練を行い、卒業後は勤務をしながら練習を重ねてきました。
また、岩手からは洋裁職種にも日本代表選手が出場します。
日本代表選手がこれまでの練習の成果を発揮できるよう、みなさんもぜひ日本からエールを送ってくださいね!
Давай, Сена!(がんばれ、セナ!)
※日本代表選手については「WorldSkills JAPAN」のサイトに詳しく掲載されています。
矢巾キャンパスでは、7月19日(金)に若年者ものづくり競技大会の壮行式を行いました。
第14回となる今大会は、福岡県を会場に7月31日から開催され、矢巾キャンパスの4科から、5職種の競技に選手が出場します。
壮行式には全学生が集まり、校長から選手たちに激励の言葉が送られました。
また、それぞれの選手が競技に向けた意気込みを述べてくれました。

参加選手
メカトロニクス職種
メカトロニクス技術科2年 菊池 晏瑛
メカトロニクス技術科2年 佐々木 偉琉
旋盤職種
メカトロニクス技術科2年 佐藤 洵玲
電子回路組立て職種
電子技術科2年 渡邊 怜威
建築大工職種
建築科2年 千田 一平
グラフィックデザイン職種
産業デザイン科2年 伊藤 千夏
産業デザイン科2年 田村 七海
「WorldSkillsKAZAN 2019」(技能五輪国際大会)が今年8月22日(木)〜27日(火)にロシア・カザンで開催されます。
産業デザイン科を3月に卒業したグラフィックデザイン職種の日本代表選手である安保星奈さん((株)タカヤ所属)は、産技短での週に1度の練習や自宅での自主練習、東京での集中訓練など、本番に向けて準備をしています。
そんな中、安保さんの紹介動画・写真を撮影するために、クルーが来校しました。
2023年開催のWorldSkillsを日本の愛知県に誘致する活動の一環で開設されている特設サイト「WorldSkillsJAPAN」やSNSに掲載するためです。
この日は練習中の安保さんの様子や大会に向けての意気込みのインタビューするなど、1時間ほど撮影を行いました。
そしてこの時撮影した映像がFacebookの「WorldSkills Japan」内に掲載されました!
撮影時、安保さんは少し緊張もしていたようですが、堂々とした様子に頼もしさも感じます。ぜひご覧ください。
(映像を見てMac室をもう少し片付けてから撮影をお願いすればよかったと反省する筆者…)
また、7月20日(土)開催の産技短オープンキャンパスでは、安保さんの練習の様子を一般公開します。「グラフィックデザインって何? 大会ではどんなことをするの?」と気になる方、ぜひお越しくださいね!
にこやかにしていますが、実は手がつりそうになっている安保さんです。
インタビューに答える安保さん。ちょっと緊張気味?
制作の様子を撮影。イヤフォンをつけていますが、大会では音楽を聴きながら作業を行う選手も多いようです。
パッケージを組み立てる様子。予選にあたる「若年者ものづくり競技大会」では作成したデータを提出しプレゼンテーションを行って競技終了ですが、国際大会では出力したものを組み立てたりボードに貼ったりするところまでが競技となります。
5月23日(木)24日(金)の2日間、球技大会を開催しました。
5月にしては暑いくらいの、絶好の球技大会日和でした。
今年は、サッカー、ソフトボール、ソフトテニス、バスケットボール、バレーボール、バドミントン、卓球と
2日目の午後にドッヂビー、混合リレーの全9種目で行われました。
会長挨拶
かぶりものの学生会長の挨拶から始まり、ラジオ体操の準備運動。
ラジオ体操
暑い中、クラスや科を超えて盛り上がりました。
バレーボール
サッカー
ソフトボール
今年度は、球技大会の結果が見える支援システムもテスト稼働しました。
球技大会支援システム
専攻科・職員チームも一緒に参加し汗を流しました。
職員も参加
最後は全科体育館に集まってのドッヂビー、混合リレーです。
ドッヂビー
混合リレー
無事、2日間の全日程が終わり閉会式を迎えました。
今年の優勝は、種目別でも6種目の優勝を勝ち取った建築科2年でした。
2位はメカトロニクス技術科2年、3位は建築科1年でした。
秋には楽園祭です。この熱を持ったまま次の行事へ進んでいきましょう!!
岩手県立産業技術短期大学校のイベントや取組みについてご紹介します。