産業技術専攻科・メカトロニクス技術科 工場見学

5月18日に産業技術専攻科とメカトロニクス技術科の総勢26名で工場見学を行いました。

デンソー岩手様 会社説明

午前中の見学先は株式会社デンソー岩手(金ヶ崎町)を見学させていただきました。こちらでは自動車電装部品の製造や半導体素子の製造を行っており、今回は半導体ウエハの製造現場を見せていただきました。

廊下からクリーンルームの見学

製造工程はクリールームでの製造になっており、廊下の小さな小窓からしか見ることしかできませんでした。さらに展示室ではシリコンインゴットからウエハができる工程までを知ることができ、想像以上の精密さと工程の多さを知ることができました。

パルでの昼食タイム

お昼はショッピングセンターパルで思い思いの昼食をいただきました。

午後の見学先は株式会社アイメタルテクノロジー(北上市)を見学させていただきました。こちらでは自動車関係の部品を鋳造で製造しており、午前中のクリーンルームとは真逆な環境での作業で保護具(ヘルメットや保護メガネ)を装着し、いざ、見学へ。

紅一点、メカ女子のヘルメット姿!

金型に製品を中空状に作るための中子(なかご)と呼ばれるものを数多く組み立てていくため工程が多いのが印象的でした。そして、鋳造の醍醐味、注湯作業(溶けた鉄を鋳型に流し込む作業)を目の当たりにし、今まで経験したことない見学に圧倒されている様子でした。

超テクノロジーメッセin遠野

超テクノロジーメッセin遠野(主催:公益社団法人日本青年会議所東北地区岩手ブロック協議会)が、5月13日(日)に遠野市の土淵生涯学習スポーツ施設で開催され、本校から学生の卒業研究作品を出展しました。

当校ブースに多数のご来場を頂き誠にありがとうございました。

このイベントは、最新のテクノロジーを活用して、岩手県の産業の生産性向上と地域資源のブランド化に向けた意欲を高めることを目的とし、大人から子供までの世代にご来場いただき、最新技術を実際に見て体験の機会を創出するために実施されたものです(「五日市マルシェ」と同時開催)。

会場では、ご家族等で訪れた多くの方々に、手の動きに合わせて自由自在に動くアームロボットの操作体験して頂いたり、立体地図へのプロジェクションマッピング、水平を保つお盆、磁気浮遊装置、SNSを使った防犯システム等をご紹介したりしました。これが、訪れた方々に、ものづくりに興味を持って頂く機会となっていればと願うばかりです。

(超テクノロジーメッセin遠野展示作品)

タブレット、モーションセンサを利用したアームロボットの制御/生産技術科
水平を保つお盆、磁気浮遊装置/電子技術科
ドローンによる3Dデータの取得から立体地図への展開とプロジェクションマッピングによる災害対策の可能性/産業技術専攻科
LINE Messaging API を利用した防犯システム/情報技術科