きたかみ・かねがさきテクノメッセ2017

きたかみ・かねがさきテクノメッセ2017が、10月27日(金)から29(日)までの3日間、北上市総合総合体育館で開催され、本校からも、学生の卒業研究作品等を出展しました。また、産業技術専攻科及びメカトロニクス技術科1年生は、製造業コマ大戦に出場しました。

このイベントは、北上・金ケ崎地域の高い工業集積力をアピールし、地元雇用の定着につなげること、小中学生に「ものづくり」の楽しさを体験する機会をつくり、将来の当地域を支える人材育成を目指すこと等を目的とし開催されたものです。

初日は学校行事として小学生、中学生、高校生の見学が多数あり、本校のメカトロニクス実習装置の動き、ジェスチャーを使った積み木ゲーム、自動演奏装置の実演等に触れて頂き、多くの関心が寄せられました。また、2日以降も、たくさんの親子連れの方々に見学して頂きました。本当にありがとうございました。

産技短では、小中高生の皆さんに、ものづくりへの関心を持っていただくために、ものづくり体験教室の開催や今回のテクノメッセ等のイベントへの出展に取り組んでいます。

来年2月には、卒業製作作品展の「産技短展」を盛岡で開催します。引き続き、皆様のご来場をお待ちしております。

(きたかみ・かねがさきテクノメッセ2017展示作品)

  • MPSステーション(メカトロニクス実習装置)/メカトロニクス技術科
  • PID制御モデル/電子技術科
  • LeapMotionを用いた積木ゲーム/情報技術科
  • 牛乳パネル展開機、石鹸プラスチック,面取機/生産技術科
  • 自動演奏装置/電気技術科
  • トラップ実験装置/建築設備科
  • ドローンによる3Dデータの取得から立体地図への展開とプロジェクションマッピングによる災害対策の可能性/産業技術専攻科
  • コンクリート吹付機ロボットのスライドアーム部スライドプレートの耐摩耗性向上を考慮したVE手法による新機構の考案/産業技術専攻科

「2017楽園祭」で実施した募金の寄付を行いました

10月7日から8日に行われた「2017楽園祭」において地域支援の一環として募金活動を行いました。この募金と職員および専攻科の模擬店の売上げの一部を、「平成28年台風10号災害 岩泉町災害義援金」に寄付しました。

楽園祭では多くの来場者のご理解とご協力をいただきまして、89,305円が集まりました。

10月31日、楽園祭実行委員長の佐藤さんと、募金を担当した下舘さんから楽園祭における募金活動と寄付の趣旨を説明し、矢巾町社会福祉協議会の藤原事務局長に「岩泉町の復興に役に立ててください」と贈呈しました。矢巾町社会福祉協議会を通じて岩泉町に寄付されます。

楽園祭に来場され、募金活動にご賛同いただいた方々の善意に感謝いたします。ありがとうございました。

左から下舘さん、佐藤さん、藤原事務局長

 

事業所およびイベント見学を実施しました

電気技術科(1年生18名、2年生13名)は、10月27日(金)に事業所およびイベント見学を実施しました。

午前は、岩手県企業局第一北上中部工業用水道(工業用水設備)を見学しました。工業用水を供給するまでの技術的な原理等を学習し、工業用水が産業界のインフラとして重要な役割を担っていることを理解することができました。

午後は、きたかみ・かねがさきテクノメッセ2017を見学しました。北上市や金ケ崎町のものづくり企業の工業製品やショーケースカー等の展示や、産業技術短期大学校を始めとする県内の技術系大学・高校の展示も見学することにより、県内地場産業の最新技術に触れることができました。