第20回かわさき産業デザインコンペ2015 入賞しました!

産業デザイン科では、1年の後期から進路に応じてプロダクトコース、グラフィックコース、ウェブコースの3つに分かれます。実習の中で、より実践的な技術や考え方を身につけるために、コンペやコンテストに積極的に参加しています。

この度、プロダクトコースの2年生が参加した神奈川県川崎市の「第20回かわさき産業デザインコンペ2015」の課題のひとつ「課題G 博物館・美術館館内員が使用する椅子」で、鈴木杏梨さんの作品が優秀賞を受賞しました!

このコンペは、川崎市内の企業が設定したデザイン課題について、全国のデザイナーから作品を公募し、作品パネル・意匠権調査による1次審査、実物のモデルによる最終審査によりグランプリを決めるものです。

今回応募した課題Gの要件は「存在を主張せず、博物館・美術館等で違和感のない外観を有し、長時間の着座にも適した椅子」というもの。鈴木さんが提案した「maro-n まろやかな椅子」は、「雰囲気に溶け込むまろやかなデザイン」というコンセプトで、空間になじむ形とコンパクトでありながら座面の下が収納スペースになっているのがポイントです。

卒業研究と平行して実物モデルの制作を進め、そして1月29日に行われた最終審査では審査員の前でプレゼンテーションを行いました。普段の実習での成果が発揮できたかと思います。

かわさき産業デザインコンペ

「maro-n」名前の由来は…? 上から見ると、わかりますよね
「maro-n」名前の由来は…? 上から見ると、わかりますよね
最終審査でのプレゼンテーションの様子
最終審査でのプレゼンテーションの様子

 

最終審査を終えて、ほっとした表情
最終審査を終えて、ほっとした表情