平成28年12月5日(月)に、先日行われた第54回技能五輪全国大会の校内報告会と12月8日(水)に出発する海外研修の結団式が行われました。
技能五輪全国大会の報告会では、敢闘賞に入賞した上部選手、髙橋選手からの結果報告と、指導担当の齊藤理先生の大会を終えての総括がありました。
選手二人は、今回の敢闘賞に満足せず、更に上の賞を目指すと決意を新たにしていました。

また、12月8日(水)に出発する海外研修結団式では、小笠原教育部長より「国内では体験できないことがたくさんあるので、安全に気を付け存分に楽しんできてください」との激励を頂きました。
参加学生からも「貴重な体験を無駄にしないよう、気を付けて楽しんできます」との決意表明がありました。
参加する皆さんは、気を付けて行ってきてください。
平成28年12月2日(金)に岩手県庁3階第一応接室にてやまがた技能五輪・アビリンピック2016(第54回技能五輪全国大会・第36回全国障害者技能競技会)の入賞選手の知事表敬訪問を実施しました。
第54回技能五輪全国大会には全国から41職種1,318人が出場し、岩手県からは12職種33名が出場し、9職種15名が入賞しました。内訳は銀賞2名、銅賞6名、敢闘賞7名でした。第36回全国障害者技能競技大会には全国から22種目に370人が出場し、岩手県からは7種目に7人が出場し、2種目2名が入賞しました。内訳は銅賞1名、努力賞1名でした。
県勢としては第44回香川大会の18名入賞に次ぐ入賞者の多さで岩手県のものづくり力、技術力の高さを感じさせる大会となりました。
入賞メダルは山形鋳物伝統工芸組合で一つ一つ手作りしたもので、青銅を素材とし、外周部に「YAMAGATA2016」の文字と山形県の木である「さくらんぼ」の果実のマークを配置し、中央部は山形県を象徴とする「最上川」と「月山の山並み」をレリーフ調に仕上げた絵柄を配置されたものです。ちなみにメダルの首掛け用紐が青色が銀賞、緑色が銅賞、オレンジが敢闘賞となっております。
最後に、大会に関係した全ての人に感謝と敬意を表します。
達増拓也岩手県知事と入賞者の集合写真
当校に関わる入賞者 左から配管_上部俊貴選手、冷凍空調技術_前川敬大選手(H27.3卒)、配管_髙橋伸弥選手
平成28年11月28日(月)に、第54回技能五輪全国大会に出場し、敢闘賞を受賞した建築設備科2年の上部俊樹選手と髙橋伸弥選手に厚生労働大臣、中央職業能力開発協会会長、山形県知事の連名の賞状と岩手県職業能力開発協会会長の賞状の伝達式を行いました。
両選手とも悔いがないといったら嘘になりますが、4月から7ヶ月の468時間練習してきたことに自信を感じることができた瞬間となりました。


平成28年10月22日(土)、23日(日)に山形県で開催された「第54回技能五輪全国大会」の「配管」職種に水沢校建築設備科から上部俊貴選手、高橋伸弥選手の2名が出場しました。
「配管」職種には全国から58名の選手が出場し、その中で当校の選手は見事に2名とも敢闘賞に入賞しました。
また、選手2人の先輩で第52回愛知大会に「配管」職種で出場し、敢闘賞を受賞した前川敬大選手が今回は「冷凍空調技術」職種で敢闘賞に入賞しました。
閉会式を終えた選手3名は、この結果に満足することなく来年の全国大会では更に良い成績を取ると意欲を見せていました。
左から、高橋選手、上部選手、前川選手
産技短水沢校の「2016楽園祭」では、地域支援活動の一環としてフリーマーケットと募金を実施し、寄付を行いました。
「平成28年台風10号災害義援金(岩手県共同募金会)(寄付額53,894円)」
「いわての学び希望基金(岩手県復興局復興推進課)(寄付額10,600円)」
写真は、平成28年10月31日に奥州市社会福祉協議会で「平成28年台風10号災害義援金」の寄付を行った時の様子です。

楽園祭実行委員長 及川君と、建築設備科展示休憩コーナー(募金)担当 新川君から楽園祭における募金活動と寄付の趣旨を説明し、新川君より奥州市社会福祉協議会 岩井会長様に寄付されました。
楽園祭に来場され、募金活動にご賛同いただいた方々の善意に感謝いたします。ありがとうございました。
水沢校では、10/14(金)に技能五輪全国大会へ参加する選手の壮行会を開催しました。
今年の技能五輪全国大会は、10月21日(金)から10月24日(月)まで山形県寒河江市の多目的運動場(チェリーナさがえ)を中心に開催されます。水沢校から配管職種に建築設備科2年生の2名(上部君、高橋君)が選手として参加します。 
壮行会では、選手2名からは「サポートしてくれた建築設備科の職員やクラスメートに感謝し、大会では良い成績が収められるよう頑張ってきます。」と力強い言葉と意気込みを語っていただきました。
また、選手の育成に携わってきた監督の齊藤先生、指導の高橋先生からは、4月から放課後に延べ470時間を超える訓練に耐え抜いた選手達の取り組みに触れ、結果を期待させるコメントともに、選手との信頼関係の深さと自信を感じ取ることができました。
水沢校では、9/17(土)、18(日)の学園祭前にあいさつ運動を実施しました。
学園祭前に、来客者に対する声出しの練習も兼ねてのあいさつ運動でした。
9月12日(月) ~ 16日(金)の5日間で実施し、毎朝8:30から学生玄関前で、あいさつ委員1年生6、7名と職員6、7名が声がけを行っております。

玄関前で声掛けする学生と職員
建築設備科2年生21名は、平成28年9月6日(火)~8日(木)の日程で小型移動式クレーン運転技能講習を受講しました。この講習を修了することにより、つり上げ重量1t以上5t未満の小型移動式クレーンの操作を行うことができるようになります。
当科2年生は4月に玉掛け技能講習を修了しており、今回の講習を受講することで『荷物をつる・合図をする・つり荷を移動する』の作業を行うことができるようになります。
今年は玉掛け技能講習、小型移動式クレーン運転技能講習共に実技講習日の天候には 恵まれませんでしたが、無事に全員合格することができました。
クレーン操作練習中
産技短が夏季休業期間中の7月25日(月)、26日(火)の2日間に、岩谷堂高校の生徒さんを受け入れて授業を行うインターンシップを実施しました。平成25年度から開催して今年で4回目になります。参加いただいた生徒さんは岩谷堂高校の2年生産業工学系列選択生の22名です。
産技短大水沢校の設備と教員による専門的な授業を活用いただき、高校生の皆さんの工学分野への興味や授業の参考にしていただきたく実施しております。
実施した2日間のうち、1日目は開校式、オリエンテーションを実施後に生産技術科の実習場に移動して、機械の設計・製作全般に関わる技術として、3次元CADによる図面作製、NC工作機械の取扱い、ノギス、マイクロメータ、3次元測定器による測定、引張試験機による計測などの実習を行いました。

3次元CADによるモデリング
3次元測定器による計測
2日目は建築設備科で建築配管作業実習(使用部材、テーパーねじ、VP加工、パイプマシンの作業方法)、技能検定の「配管職種」3級課題作製(手順説明→課題作成→寸法測定→水圧試験)の実習を行いました。終了後には閉講式(水沢校副校長挨拶、生徒代表挨拶)行い解散しました。

配管作業についての基礎講義
パイプマシンによる加工実習
2日間の実習を終えて生徒さんが作成した日誌を、産技短の担当教員が所見を記載して返却いたしました。高校生の皆さんには90分を1限とする授業を、8:50~16:10までの間に4限受けていただきましたが、不慣れな90分の授業を集中して専門分野の講義を受けますので、終わった時には大変疲れたとのことでした。それと同時に、3Dプリンタなどの3次元機器による加工や精密検査、パイプマシンでのネジ加工実習や水圧検査など専門分野の技術などに触れることができ、興味も感じ取っていただけたように思います。
平成22年度卒業の小山さんがお勤めしている事業所のPRで来校しました。お盆休みを利用してということで、忙しい中ありがとうございます。卒業生が学校に来ることは多々あるのですが、人事担当者の方と一緒にというのはめずらしいです。小山さんもやや緊張(?)されていたようです。
現在はCADを使ってハウスメーカーの意匠図作成や3Dパース作成などの業務を担い、忙しいながらも、スキルを活かした仕事をされているとのことです。
知っている先生がいるか心配だったそうですが、在学中のときの先生がいて安心したとのこと。ますます頑張ってほしいと思っています。
卒業生(右)と先生
岩手県立産業技術短期大学校のイベントや取組みについてご紹介します。