今日は1年生にメカトロニクス技術科の各種競技会への取組みについて説明しました。
まずは、若年ものづくり競技大会旋盤職種に挑戦する学生の紹介です。
鉄の材料を豪快に削っていく様子に1年生は驚いていました。
「一人で練習するのは寂しいから、誰か一緒にやらないかい?」
次は自作車両による省燃費競技大会に参加しているエコラン部の紹介です。マシンとレースの説明をしました。
「車に興味ある人、一緒にツインリンクもてぎに行こうぜ~!」
そして最後は、技能五輪全国大会メカトロニクス職種に挑戦するチームの紹介です。技能五輪(今年は沖縄県で開催)に出場するには若年者ものづくり競技大会で上位に入賞しないと出場権が得られません。そのため日々トレーニングを重ねています。
「絶対、技能五輪に行くぞー!」
メカトロニクス技術科&産業技術専攻科の対面式を行いました。メカトロニクス技術科1,2年生と産業技術専攻科、科職員の自己紹介です。
出身校や部活、趣味や特技などの紹介を行いました。入学してから緊張続きの1年生からも笑顔がみられました。
対面式の後は、メカトロニクス技術科1,2年でバスケットボールやバレーボールをして交流を深めました!
平成30年2月22日(木)~23日(金) にかけて、奥州市水沢区にある黒石寺で開催された蘇民祭に、学生1名と教員1名が矢巾キャンパスから参加しました。
当日は例年にない寒さで、夏参りで水を浴びる瑠璃壷川も凍るほど。大変厳しい条件下での祭りとなり、自分の体力・気力の限界を知る貴重な体験をしました。
夏参りで冷水を浴びる学生 (画像提供: 奥州市どっとこむ)
柴燈木登り(ひたきのぼり)で煙に耐える学生と教員
(画像提供: 奥州市どっとこむ)
創立20周年・産業技術専攻科設置10周年記念事業実行委員会では、平成30年1月31日(水)にキャラホールにおいて、記念講演会を開催しました。
(先ずは校長先生の挨拶)
講師は、株式会社マテリアル代表取締役で、下町ボブスレー推進委員会ゼネラルマネージャーである細貝淳一氏でした。
(講演)
『下町技術の結集による世界への挑戦~下町ボブスレープロジェクトを語る!~』をテーマとして、大田区町工場の技術を集結し、「世界に挑戦」を目標にそりを開発し、2018年冬季オリンピックにて、下町ボブスレーの機体がジャマイカボブスレーチームに採用予定であり、それまで取り組んできた苦労話等の講演がありました。
当日は、矢巾キャンパス及び水沢キャンパスの学生・教職員並びに一般参加の総勢約400名が熱心に拝聴しました。
講演終了後には、細貝氏から「人と人との出会いが自分を成長させる」という記念色紙等をいただきました。
(講演後に頂いた記念色紙)
産業デザイン科では、2月23日(金)に「電話応対講座」を開催しました。毎年この時期、1年生を対象に就職活動や就職した後に必要な電話のマナーを学ぶものです。
講師は、久慈市出身で「オッフルエム(Offre M’s)」を主宰する田原美晴さん。電話応対コンクール全国大会に出場したり、電話応対技能検定の指導員を務める電話応対のプロです。
まずは、電話のマナーの基本を教えていただきました。電話は相手が見えないので、相手への印象は声と言葉づかいで決まります。だからこそ電話の向こうの人を「最愛の人」と思って接すると、自然と明るく、丁寧な応対になるということです。電話をしていると相手に見えないのについついお辞儀したりしますが、そういう気持ちが大事ということですね。
まずは、座学で言葉づかいを学びました
そして、電話をかけるポイントを学び発声練習をした後は、いよいよ実践です! 就職活動で会社訪問のアポイントをとるという想定でロールプレイングをします。
まずは隣の人と、会社の社員と学生に役割分担をして、練習をします。ペンケースなどを電話に見立てて、できるだけ本番を想定して会話をしてみます。慣れない電話、さらに丁寧語を使って話すためか、教室にもほどよい緊張感が漂いました。
次に田原先生が持参した練習用の電話を使って、4組がロールプレイング。会話の内容は録音され、その音声を聞きながら修正点などを指摘していただきました。担当した学生は、これからの就職活動に役立てようとしっかりとメモを取っていました。
企業に訪問のお願いの電話をかける想定で、隣の人とロールプレイングを行いました
練習用の電話を使ったロールプレイングに、教員もトライ!
クラスメイトの前で電話をし、さらに録音した会話を聞かれるのはかなり緊張したようですが、話し方をチェックしてもらえる機会はかなり珍しいこと。貴重な経験となったはずです。
1年生の就職活動はこれから本番を迎えます。このような講座や授業で学んだことをどんどん積み重ねて、本番でいいパフォーマンスを発揮してくださいね。
2月8日(木)に東北職業能力開発大学校で行われた東北ポリテックビジョン機械系ものづくり競技大会に、本校メカトロニクス技術科から2名が参加しました。
競技前の2人
この大会は汎用旋盤(手動で操作して円筒形の物をつくる機械)を使って、技能検定普通旋盤作業2級課題をさらに難しくした課題で技能を競う大会です。
参加した学生は、本校メカトロニクス技術科の
2年 細川 廉 君 、 1年 鈴木 康太 君 でした。
2年 細川 廉
1年 鈴木 康太
普段使っている機械とは違うメーカーのため、操作方法も異なり、慣れるのに大変そうでしたが、前日の練習の成果もあり、2名とも無事時間内に製作することができました。
出来栄えとしては細川君は『若干、寸法を出せなかった部分があった』、鈴木君は『寸法は出せたと思うが、仕上げ面が悪いところがあった』という感想でした。
この結果は来週行われる表彰式で発表されるため、楽しみに待ちたいと思います。
追記
2月17日(土)に行われた表彰式へ参加してきました。
結果は・・・・
優勝 細川 廉(メカトロニクス技術科2年)
準優勝 鈴木 康太(メカトロニクス技術科1年)
のダブル入賞でした。細川君は就職先で鈴木君は今後の活躍に期待したいです。
前列中央
左:細川廉 右:鈴木康太
12月21日に岩手県滝沢市出身で第44回技能五輪国際大会で金メダルを獲得した、株式会社デンソー(本社:愛知県刈谷市)の最上拓さんが来校され、学生たちに講演をしていただきました。
講演会の様子
最上さんは技能五輪全国大会が岩手県で行われたとき技能五輪のポスターを見て興味を持ち、中学校卒業と同時にデンソー工業学園へ進学したそうです。
その後、見事、精密機器組立職種の選手になり、全国大会へ参加しましたが、銅賞という悔しい結果に終わり、指導員への道へと進みましたが、その後、製造チームチャレンジ職種の選手として国際大会へ出場するチャンスをつかみ、今年10月にアラブ首長国連邦で行われた国際大会で、見事、金メダルを獲得したそうです。
関係者と記念撮影
講演では、技能五輪出場に至った経緯や勝つことの難しさなどをお話しいただき、講演後の質問時間では学生からたくさんの質問が投げかけられました。
金メダルを獲得したロボット
ロボットに群がる学生たち
また、講演後には実際に製作したロボットに触れる機会も設けられ、学生たちは興味を持って最上さんと交流していました。このロボットと同じようなものを卒業研究で作っている学生もおり、何かヒントを得たようです。
最上さん、ありがとうございました。
メカトロニクス技術科では、12月13日(水)に卒業研究中間発表会を行いました。今年度は「蒸気機関モデルの製作」や「ロッカーボギー機構を用いた自律走行車の製作」、「Bluetoothを用いたイコライザーの製作」などバラエティに富んだ15テーマです。
卒業研究の内容説明やこれまでの進捗状況、これからの予定等を発表しました。
職員や1年生からの質問にたじろぐ場面もありましたが、本番の卒業研究発表会では堂々とした発表をしてくれることでしょう。これからに期待です。
矢巾キャンパスの卒業研究発表会は平成30年2月14日(水)~16日(金)に開催されます。是非お越し下さい。
10月15日(日)に実施されました、平成29年度秋期情報処理技術者試験で、 基本情報技術者 1名(受験者:2年生3名、1年生11名)と情報セキュリティマネジメント 1名(受験者:1年生2名、職員1名)合格しました。

平成30年度春期情報処理技術者試験は、平成30年4月15日(日)に実施予定です。受験料は5,700円です。
第55回技能五輪全国大会は、11月24日(金)から27日(月)まで栃木県を会場に開催され、岩手県選手団は、全国技能士会連合会会長賞(特別賞)を受賞する好成績を収めました。
産技短では、水沢キャンパスの建築設備科から配管職種に出場した下村選手、菅原選手がそろって敢闘賞を獲得しています。
12月1日(金)には、工場電気設備職種と家具職種に出場した矢巾キャンパスの選手3名と指導担当教員が、千葉校長に競技の結果を報告しました。
3選手は残念ながら入賞はなりませんでしたが、大会への参加をとおして得たものを今後に活かしていきたいとの抱負を述べてくれました。
校長からは、競技結果にかかわらず、練習に取り組み競技に参加した経験が必ず役に立つと、労いの言葉が送られました。
■出場選手
工場電気設備職種
・メカトロニクス技術科2年 熊谷圭祐選手
・メカトロニクス技術科2年 佐藤大雅選手
家具職種
・産業デザイン科2年 萩野佳菜選手
競技結果を報告する選手団
労いの言葉をかける千葉校長
岩手県立産業技術短期大学校のイベントや取組みについてご紹介します。