技能五輪予選に向け練習中

今年も電子技術科の2年生全員(21名)が、技能五輪予選に向けた練習を行っています。(写真1)

課題である「省エネコントローラ」を、4時間で組立・調整等を行います。

これは、技能検定2級「電子機器組立て」と同じ課題で、良い成績を得れば技能五輪全国大会2次予選に参加することができます。また、一定以上の成績で技能検定2級の実技が免除されます。

写真1 全体練習

 

写真2は建築科の実習ではありません。

省エネコントローラの内部には、電子回路基板とスイッチなどの部品を接続する電線があります。これを、あらかじめ適切な長さに切断し結束バンドで束ねてから配線接続します。

写真2 束線製作

写真の作業は、板に釘を打っているところですが、その釘に電線を引き回して束線(電線の束)を製作します。

写真3は今年度新しく購入したはんだごてです。

温度設定がこれまでより正確に設定できることや、使用しない時にはスリープモードで低温にすることができ、こて先の劣化が防げます。また、よりコンパクトで扱い易くなっています。

写真3 新規購入したはんだごて(HAKKO FX-951)

 

何とか全員合格できればと思います。