8月8日(火)に高校生を対象にしたものづくり体験教室を開催しました。
高校生の皆さんにものづくりに興味を持っていただくとともに進路選択等への参考にしていただくことを目的に、県南広域振興局と水沢校の共催で開催しました。
当日は、1年生から3年生までの県内4校8名の高校生に参加いただきました。

宮副校長のあいさつに続き、県南広域振興局経営企画部産業振興課伊五澤特命課長のミニ講話の後、体験教室がスタートしました。
今回の体験教室では、樹脂製の小物製品づくりについて型から製品製造の過程までをわかり易くしたものを体験していただきました。

午前中は、製品の形を形成する型づくりを行いました。3DCAD上で製品のデザインと加工装置用のデータを作成し、実際に加工装置で材料を加工して型を作りました。

午後は、電気技術科と建築設備科の見学をしてから、午前中製作した型をもとに実際に樹脂製品を製造しました。初めに、装置で加工した型にゴムを詰めて時間を置くとゴム型ができます。

ゴム型ができたら、ここに樹脂(UVレジン)を流し込みUVライトで固めて1層目をつくります。次に蛍光剤やラメのようなデコレーション用の材料を敷き詰めて、2層目の樹脂を流し込みます。あとはUVライトで固めれば完成です。

最後に完成した作品を皆さんに持ち帰ってもらいました。

6時間の体験教室となりました。ものづくりの楽しさを感じていただけのではないでしょうか。参加された高校生の皆さん、お疲れ様でした。
また、開催にあたり協力いただきました県南広域振興局の皆さまありがとうございました。