建築設備科では、次のような意欲・適性・能力を有する入学者を求めています。
- 【意欲】建築設備に関連した業種への就職に向けて、設計・施工・管理の技術習得に意欲的な人。
- 【適性・能力】理数系科目の勉強が好きで、建築及び建築物に付随する空気調和設備や給排水設備・電気設備等の建築設備に関心を持っている人。
建築設備業界で活躍する、設備設計・施工技術者を育成。
建築設備技術は、住宅、店舗、工場などの建築空間の環境を創造する技術です。このため、有機的に結合した知識、技術技能を持つ施工作業から施工管理、さらには設備設計の出来る実践力と創造力を兼ね備える必要があります。環境工学概論をベースに建築空間環境と人間の関わりを学び、環境問題について自ら考えられる能力を養うことで、持続可能な社会の実現に向け、建築専門分野の知識、建築設備施工、設備設計などの実務に重点を置き、安全性、経済性及び利便性を追求できる実践技術者を育成します。
建築設備は快適な生活空間を創造するために欠かせないものです。そのため、空気、水、光、熱など建築を取り巻く環境や、建物の構造などについて学びます。1年生では電気、ガス、給排水について、2年生では応用として消防設備や冷凍空調機器について学び、それぞれに基づいた実験・実習を行います。また、在学中は液化石油ガス設備士、第2種電気工事士から始まり、土木・建築・管工事の施工管理技術検定など多数の資格試験に挑戦することで様々な分野の知識を身に付けることができます。
設備系
「電気」「ガス」「水道」といった生活インフラの基本となる設備の設計・施工を学びます。例えば、建物内の電気配線、LPガスや給排水などの配管の設計・施工について学びます。また、店舗や工場で利用される冷蔵・冷凍設備、エアコンなどの空調設備といった冷凍空調設備や、スプリンクラー設備や消火栓といった消防設備まで幅広い分野について学びます。
建築・土木系
建築物の構造や材料については、例えば、換気や照明、音などの居住環境や水や空気、気象など建物を取り巻く自然環境について学びます。また、構造力学や材料力学といった建物の強度に関わることについても学びます。土木については、測量や土木工事の方法について学びます。
建築設備科では、次のような意欲・適性・能力を有する入学者を求めています。
建築設備科の卒業生の主な就職先は以下よりご覧いただけます。