電気主任技術者(第2種、第3種)
電気主任技術者とは、電気保安の確保の観点から、事業用電気工作物(電気事業用及び自家用電気工作物)の工事、維持及び運用に関する保安の監督をする技術者のことで、電気設備を設けている事業主は、電気主任技術者を選任しなければならないことが法令で義務づけられています。
電気主任技術者は、発電所や変電所、それに工場、ビルなどの受電設備や配線など、電気設備の保安監督という仕事に従事することができ、社会的評価が高い国家資格と言えます。なお、電気技術科の所定の履修科目単位を取得して卒業した者については、所定の実務経験を経ることにより、電気主任技術者免状交付を申請することが可能です。
(一財)電気技術者試験センター
工事担任者
電気通信の工事担任者は、電気通信回線に端末設備、または自営電気通信設備の接続工事を行い、又は監督する者の国家資格です。なお、電気技術科の所定の履修科目単位を取得して卒業した者については、工事担任者試験(全3科目)のうちの1科目「電気通信技術の基礎」について、試験科目免除を申請することが可能です。また、この試験科目免除は、工事担任者試験のすべての種別(第一級アナログ通信、第二級アナログ通信、第一級デジタル通信、第二級デジタル通信、総合通信)に適用されます。
(一財)日本データ通信協会 電気通信国家試験センター
電気工事士(第1種、第2種)
一般住宅などの一般用電気工作物の工事等については、国家資格「電気工事士」を有した者でなければ電気工事を行ってはならないことが法令で定められています。したがって、電気工事関連分野に就職する際には必ず必要となる資格です。電気技術科では、電気工事士試験に関するカリキュラムを組み、電気工事士取得を積極的に応援しています。
(一財)電気技術者試験センター
技能検定(電気機器組立て職種)
技能検定電気機器組立て職種(配電盤・制御盤組立て作業)における国家資格です。
【学科試験】在学中に実施する技能照査に合格すると2級学科試験が免除されます。
【実技試験】在学中に技能五輪岩手県大会予選課題に合格すると2級実技試験が免除されます。
学科及び実技試験合格者は,卒業後に申請することで2級技能士の資格が取得できます。資格取得して卒業後実務経験1年で1級の受験資格が得られます。詳しくは下記のサイトをご覧ください。
中央職職業能力開発協会