建築設備科
カリキュラム
建築設備技術は、住宅、マンション、店舗、工場などの建築空間の環境を創造する技術です。
このため、有機的に結合した知識、技術技能を持つ施工作業から施工管理、さらには設備設計の出来る実践力と創造力を兼ね備える必要があります。
このような現状を踏まえ、建築専門分野の知識、建築設備施工、設備設計などの実務に重点を置き、安全性、経済性及び利便性を追求できる実践技術者を育成します。
建築を取り巻く環境分野では、環境工学概論をベースに空気、水、光、熱などの知識を習得し、建築空間環境と人間の関わりを学び、環境問題に自ら考えられる能力を養います。
また、設備CAD等のコンピュータを活用して、設備計画、設計に関する技術を習得します。
施工分野では、技能五輪予選会に積極的に参加し、国家検定2級技能士をはじめとする資格試験と連携しながら施工現場で役立つ実践力を養います。
一般教育科目
| 履修科目 | 授業概要 |
|---|---|
| 職業社会論 | 職場倫理 ・ 知識,文化人 ・ 職業人講話,マナー ・ コミュニケーション |
| 経済学 | 経済的な考え方,需要と供給の均衡,近代経済学の発達 |
| 数学 | 三角関数,指数関数,対数関数,微積分法,空間図形とベクトル |
| 物理学 | 運動の法則,仕事とエネルギー |
| 英語1・2 | 日常英会話,ビジネス英会話,英文読解 |
| 保健体育1・2・3 | 保健体育理論,体育実技,健康についての理解 |
専門教育科目(座学)
| 履修科目 | 授業概要 |
|---|---|
| 建築概論 | 日本、西洋及び近代における建築史ならびに建築の概要を学ぶ |
| 情報工学 | コンピュータの基礎を理解し、専門分野における活用方法を学ぶ |
| 環境工学 | 住環境において、人間が生理的に安全で健康に、かつ快適に過ごすための環境についての基礎知識を学ぶ |
| 構造力学 | 静定構造物を対象として、構造物と力の関係の基礎を学ぶ |
| 建築計画1 | 建築計画の基礎的知識を身につけ、独立住宅の計画手法等を体系的に学ぶ |
| 建築構造1 | 在来軸組工法、ツーバイフォー工法、木質プレファブ工法などの木構造について、一般的な知識を学ぶ |
| 建築材料 | 建築物を構成する構造材料の種類、性質等についての基礎知識を学ぶ |
| 建築設備 | 建築の内部における人間の生活を、より快適に、より安全にするための設備についての基礎知識を学ぶ |
| 仕様及び積算 | 建築設備を構成する部材の数量算出法、工事の積算技法、仕様書の見方の基礎知識を学ぶ |
| 生産工学 | 建築生産に関する技術動向や、管理技法等の基礎知識を学ぶ |
| 安全衛生工学 | 安全に関する基礎的知識及び基本原則、災害発生のメカニズムと分析、作業環境の安全対策と安全管理等を学ぶ |
| 関係法規 | 建築基準法 及び 関連法規等の基礎知識を学ぶ |
| 空気調和基礎 | 空気調和の設計基礎、機器の動作・選定方法について学ぶ |
| 機械工学概論 | 建築設備施工に不可欠な ねじ、溶接、塑性及び切削加工などの機械要素について学ぶ |
| 電気工学概論 | 電気の基礎的な理論及び低圧電気設備の基礎知識を学ぶ |
| 土木工学基礎 | 給排水配管の埋設などの施工のための基礎知識を学ぶ |
| 測量学基礎 | 建築物の調査、建築設備施工に必要な測量の理論について学ぶ |
| 建築計画2 | 建築計画をふまえ、各種建築施設の具体的計画プロセスを通して、実際の設計への応用等について学ぶ |
| 建築構造2 | 鉄骨・鉄筋コンクリート造の各種構造体について、専門的な知識を学ぶ |
| 建築設備及び材料 | 建築設備に使われている様々な部材の基礎的な知識について学ぶ |
| 制御工学 | 機器の制御の方法や仕組みなどの基礎的な知識について学ぶ |
| 建築設備施工 | 主に給排水衛生設備と空調設備の機器の設置や配管方法について学ぶ |
| 熱力学及び流体力学 | 熱エネルギーとその伝わり方や流体の流れの諸定理について学ぶ |
| 液化石油ガス設備 | 液化石油ガス設備についての理論及び法規について学ぶ |
| 建築設備設計法 | 基礎的な科目を応用し、給排水衛生・空調設備やリフォームの考え方、設計方法について学ぶ |
| 施工管理法 | 施工管理技士となるにあたっての、基礎的な知識や考え方を学ぶ |
専門教育科目(実習)
| 履修科目 | 授業概要 |
|---|---|
| 応用建築設備演習 | 消防設備士、施工管理技士の資格取得に必要な知識を演習を通して学ぶ |
| 基礎工学実験 | 基本的な試験を通して、計測の基礎、各種測定機器の使用法、データ処理などを学ぶ |
| 基礎製図 | 製図の用具、規則、技法などを学び、図面のトレース等によって基礎的な製図技術を習得する |
| 情報工学実習1・2 | コンピュータを専門分野に上手に活用していくためのビジネスアプリケーション等の基礎を習得する |
| 基礎測量実習 | 建築物の調査、建築設備施工に必要な測量技術を、実習を通して習得する |
| 建築設備実験 | 基礎理論についての理解を深めるとともに、設計施工の考え方について実験を通して学ぶ |
| 制御工学実験 | 基礎理論についての理解をシーケンス制御の実験を通して学ぶ |
| 施工図実習1・2 | 建築設備施工図面のコピー、トレース等によって基礎知識及び設備製図の基礎を習得すると共にCADシステム等についての知識及び操作方法についても習得をする |
| 建築設備施工実習 | 建築設備の基礎的な施工について、実習を通して理解を深める |
| 検査及び保守実習 | 建築設備の管理及びリフォームに必要な施工や検査について、実習を通して理解を深める |
| 液化石油ガス設備実習 | 液化石油ガス設備の理論についての理解を深めるとともに、施工の考え方を課題の製作を通して学ぶ |
| 建築基礎製図 | 一般住宅から規模の大きな建築物の図面のコピー、トレース等によって基礎的な製図技術を習得する |
| 建築設備設計製図 | 建築設備の設計課題を通して、基本的な設計及び製図の手法を学ぶ |
| 職場実習 | 一般企業等における就業体験を通し、自らの就職についての職業観、考え方を習得する |
| 卒業研究 | これまで学んだ内容を土台に、担当教員の指導のもとで、設計、調査、製作等を内定先もしくは自らが設定したテーマに基づき研究を行い、企画からまとめまに至るまでの実践的能力を習得する |